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December 11, 1999

JPJ

John Paul Jones 東京公演 12/10

1972年Led Zeppelin以来の来日らしい。

場所は渋谷公会堂。ライブを見るには最適なサイズだ。当日券を求めていったのだが、それは余裕であった(うーむ)。2階席だったので、非常に良く見えた。
1階はさすがに満員だったようだが、2階はかなり空きもあり、超満員というわけにはいかず。でもガラガラだったら寂しいなあと思っていたのでとりあえずほっとする。当日組が結構いたのではないかね。
ちなみに途中休憩が入ったのを良いことに、隣に人がいて窮屈だったので、第2部は場所を変えて見ていたのであった(笑)。

そしてライブそのものだが、長え!そんでもってベースの音やたらでけえ、重低音ライブ!(JPJが主役なのは確かだが、他の2人の音が少々引っ込みすぎたような気はしたぞ)途中休憩10分を挟んだとはいえ、ほとんど2時間もあるとは思いもよらなんだ。実際に見るまでどういうタイプのライブになるのか見当もつかなかったが、実物は意外にも結構アグレッシブなミュージシャンだ。さすが元ZEP。高速ベースリフがカッコいいZOOMAから始まるだろうことは予想できたが、ネックに電飾が施してあるとは!やるなあ。ツカミはOK!って感じ。編成はトリオだがDrumsとStick、そしてJPJ(Bass他)という変則形態。実はこういった変則編成は何ができるかが非常に楽しみである。

実際Stickの音域の広さというものをかなり効果的に使っていて、一応ギターレスではあるものの多彩な音を出していた。そしてJPJは普通のベースよりもむしろスティールギターならぬスティールベースを多くの曲であやつり、リード(ソロ)をとっていたのも印象的。これがまたアグレッシブな弾き方をしていてなかなかカッコヨイのであった。スティールをカッコよく弾く人を初めて見ましたなあ。またKeyboardist JPJを堪能できたのも嬉しいし、トリプルネックのエレアコ?でBrian May(QUEEN)ばりのリアルタイムサンプリングを駆使したソロ演奏などを見せ付けられると、プレイヤー/アレンジャーとしての能力もかのJimmy Pageに決して引けをとらないものがある。見かけを含めて今一番元気かも。

オマケと思っていたが、お楽しみのZEPナンバーも演った。「ZOOMA」というアルバムがそういった過去の遺産を抜きにしても良く出来たアルバムだっただけに、正直ZEPナンバーはやらんでも良いと思っていたので。ちなみにラストはなんと「BLACK DOG」。JPJはここでもスティールベースでヴォーカルラインをなぞるという荒技。

見ごたえは十分だったが、John Paul Jonesというミュージシャンにどういう価値観を持つかによって、今回のライブは色々な評価がきっとあるんだろうなあ…などと思ったりしたのであった。贅沢な話だがほぼ全編あの系統の曲で2時間はやや辛いものがあったかも。とはいえ会場はもちろんJPJを暖かく迎える人たちであふれていたので、ライブの雰囲気は凄く良かったです。なにはともあれJPJのパフォーマンスを間近に目撃できた、会場に詰め掛けた多くのベーシスト(推定)には深い満足を与えたであろう。

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