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January 2000

January 26, 2000

ホワイトアウト

真保 裕一/ホワイトアウトを読んだ。ものすごく簡単に言うと和製「ダイ・ハード」。

日本を舞台にリアリティをもって話をすすめられる舞台を作り上げた点に感心した。所詮別世界であるハリウッド映画に比べて日本を舞台にすると荒唐無稽を狙っているならともかく、そこそこリアリティを持たせないと辛いものがあるからね。

一民間人たる発電所員がいかにしてテロリストと、そしてなによりも極寒の舞台で闘っていくか(最大の敵は「寒さ」といっても良い)をテンポ良く見せ場(?)たっぷりで書いてます。そう、こちらは民間人が主人公な分「ダイ・ハード」よりさらに厳しいのだ。あまり枝葉に話が拡散することもなくひたすら一直線に進むところが良かったな。

実はこの作品、織田 裕二主演で映画化進行中です。他はテロリストの親玉に佐藤 浩一(これは良さそう)、ヒロインに松嶋 菜々子(大根だが、それしかできないかもしれんけどヒステリックな感じが合ってる…かも(笑))。監督は織田 裕二主演のTVドラマを手がけてきた若松 節朗という人だそうです。劇場映画は初演出のようだが「踊る大捜査線」のメガヒットもあるように、テレビの人のほうがテンポ感などは良いものを作れるかもしれませんな。あとは原作のスケールをいかに描ききるかだ。一応期待して待っていよう!

January 23, 2000

Steve Vai

Steve Vai 東京公演 赤坂ブリッツ 01/23

当代きってのギター芸人のライブを見た。とかいったらファンの怒りを買うかねえ?でも私としては凄く誉めてますんで。ギターゴッドてえのはスタジオ盤での話でさ、ステージではギター芸人てことで。
ステージアクトとか、実に見せるということを良く考えていると思うんですけど。下手なヴォーカリスト顔負けのエンターテイナーだぜ。しかもたっぷり2時間。

実際なかなか楽しめた。いきなりトリプルギター編成で始まるし。Vaiの実力をもってすれば、トリオでもそれなりの音は出せると思うが、あえてトリプルギターでハモらせたりすることでステージングを派手にしたような気がする。流石はZappa一派だなあ、ドラム(Mike Mangini)にしてもユーモアを漂わせつつ演奏するところがVaiの眼鏡にかなったんでは?と思えるし。

客の入りは満員とまではいってなかったのがちと淋しい。もっともスタンディングなんで、その分余裕を持って見ることが出来たわけなんだが。

にしてもスゲエのはMike Keneally(G,Key)だ。あんなオッサンだとは知らなかったので一体何者?と思っていたのだが、紹介されてナットク(この人も確かZappa一派だったような気が…)。実力的にはVaiとタメを張るほどのギタリストで、かつキーボード弾きでもある。ソロコーナーがあったんだが、一人でギターとキーボードを同時に弾くという荒業を見せてくれて、ステージには3人しかいないのに4人分の音がするという(!)。この人ぐらい実力があるとVai目当ての人もビックリするんじゃないかね。

しかし「BLACK DOG」をまたライブで聴くことになるとは思わなかったなあ…しかもVaiのライブで。うれしいオマケだったな。何時どこで聴いても燃えるぜ。そういや師匠のZappaも「STAIRWAY TO HEAVEN」を演ったこともあったっけ。

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