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February 06, 2000

ワールド・イズ・ノット・イナフ

映画を見に行く。「雨あがる」と「007」のどちらかにするつもりであったが、時間的に合ったので「007」にした。

ボンド役がピアース・ブロスナンに変わっての007シリーズ第3作目。
今回はなかなかストーリー重視という面もあって、ボンドガールとしては異例の大物ソフィーさん(役名エレクトラ・キング。略してエレキング…)が出演したってのも納得。一応ダブルヒロイン体制のもう一人デニス・リチャーズのほうは登場がやけに遅いって事も含めてチト半端な感じ。
ロバート・カーライル扮する敵役はドタマん中に銃弾が残っていて、感覚を失ったため痛みを感じることがない凶悪な奴、という設定は魅力的だし不気味なメイクともあいまって迫力満点…を予感させたが、フツーの悪役以上には生かしきれてないのが残念。

シリーズも長く続くと色々あるもんで、長年MI6の発明おじさんとして、ほとんどの作品に出演してきた「Q」ことデズモンド・リューウェリンが後継「R」登場とともに、ついに引退。別れ?のシーンはシリーズを多く知っているほど感慨深い。ちなみに昨年末に急逝されました、合掌。(1914年生まれだけになあ…と思っていたら交通事故だと)

とはいえなんだかんだ言っても「娯楽の殿堂」たる「007」としては文句無く面白い。お約束の毎度ばかばかしい秘密兵器も出てくるし(いまだにこれやってるってのも、他じゃ見れない気もするし継続は力なりだよな)スキーアクションもまたやってるし、ピアース・ボンドとしては過去3作中でも最高作。20世紀最後の「007」として有終の美を飾った…といいたいところだが!一つだけ最悪な事実が待っていたんだよねえ。
実は日本公開版はエンディングテーマがLUNA SEAに差し替えられているんだが、これは明らかに大ハズシ、大失敗、意味不明。(ちなみにオリジナル版は新アレンジのジェームズ・ボンドのテーマらしい。聴きたかった)
LUNA SEAに興味あるとか無いとか、あるいは曲の出来の問題ではなく、有る意味非常に英国的な「007」のラストにいきなりLUNA SEAのまんま日本語の歌声が響くってのは「変」だろう。インターナショナルに主題歌として採用されたんだったらまだしも。映画館を出る前にいきなり現実の日本に引き戻された感じや。
本編の音楽はデヴィッド・アーノルドが主題歌も含めてジョン・バリーテイスト満点で良い仕事してるだけにねえ…最後の最後でコケましたな。

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