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April 2000

April 21, 2000

渡米3

さて、そのあくる日であるがついにメインイベントだ。ここまでくればもはや行くしかないだろう。行かなきゃ後悔間違いなしである。既にチケット(26$)は前日クラブハウスショップで入手済みだ。
と気合を入れていたらなんと朝から雨がシトシトと降っているではないか。もちろんこの程度で中止になるはずも無いが、少し残念である。もっともこのわずか数日前にはニューヨークは大雪だったりしていたので、それに比べりゃ全然問題ないけど。さらにダラスでは雹だか霰だかがその後降ってたりするわけで、広い大陸とはいえ全くトンデモ無いところである。

というわけで地下鉄に乗ってYANKEE STADIUMへ行く時が来たのだ!うおおお、凄え!しかしこの雨はいささか問題である。試合中に傘をさすのは嫌なので、まずは再びクラブハウスショップへ行き、ウィンドブレーカーとキャップを入手するのであった。

そしていざ地下鉄へ。
何かと評判だった地下鉄だが、昨今は車両の入れ替えやらなんやらで、かなりきれいにかつ安全になったとの事である(ただし早朝および夜は避けるべきとは言われている)。YANKEE STADIUMへ向かうのは基本的には2つの路線があるが、今回は途中でハーレムをつっきる路線で行くことにした。何故かと言えば間違い様が無いと思えたからである。

…ところが間違えてしまったのよ、入り口間違えて別の線にのってしまったのよねえ…北へいかねばならんのに東へ行ってしまったんだなあ、まったくトホホである。しかしそういうこともあろうかと予め早めに出発していたのでフォローする時間はあるのであった。ちなみに地下鉄はどこからどこまで乗っても$1.5となかなか安い。そういえばタクシーも初乗り$2(チップ別とはいえ)なので交通機関は安いよな。

さて今度こそとしっかり確認してホームへ降りていくと、どうも野球を見に行きそうな雰囲気がただよっている。これは間違いあるまい。というわけで人波にあわせて、列車にのりこんだ。駅が進むにつれてなかなか混雑してきた。そしてついに161Streetへ到着。ここは駅は地上だ、Ys1おお既に見えるでわないか。駅をでればそこはもうスタジアムだ。

テキサスはライトスタンドだったが、今回はサード側である。正面から入ろうとおもいほぼ半周歩く。あたりまえだが確かにYs2YANKEE STADIUM
だ。もう13時の試合開始まであまり時間が無いのでとにかく入場だ。

ちなみにここの席はチケットの番号を見てもどこなのか非常にわかりにくい(地元と思しき人たちもやたらと係員に確認していたようだ)。ようやく席につくとYs3スタンドの下なので雨は問題にならなかったのであった(笑)。

今日の相手はカンザスシティ・ロイヤルズである。まもなくラインナップのアナウンスが始まったのだが、このBGMが「ダースベイダーのマーチ」なんだよねー、シャレとはいえ良ぉやる…そして次にヤンキースのラインアップ紹介が始まった。打って変わった大歓声が沸きあがる。おお、やはりフランチャイズしか盛り上がらんのだ。この徹底振りがメジャーだ!予想通り当然BGMは「ルーク・スカイウォーカーのテーマ」に変わったのだった。地元は正義なのである(笑)。悪の帝国を迎え撃つ正義の反乱軍というわけである。馬鹿だね~(笑)。しかしこの過剰とも言うべき演出が盛り上がるのも事実だが。

さて小雨のぱらつくなか試合が始まったのだが1回裏にヤンキースはこの日4番にはいったSPENCERの3ランでいきなり先制するのであった。このホームランはレフトということで割と近くに見ることができた。普通にフェンス越えだが、実はここはレフトが一番深いという変形した球場なので、なにげに400フィートは確実に越えているわけである。

しかしこの日の主役は先発のMENDOZAだった。なんと6回1/3までパーフェクトだったのである。というわけで球場は再三の好守巧打で盛り上がりまくっていたのであった。6回終わったあたりで、これはとんでもない試合を見るハメになるのではと期待したが、ついにヒットを打たれた時は、どちらを誉めたものか拍手の嵐であった。

しかしその後2ベースを打たれついに点が入ったところであっさり投手交代したのは驚いた。その時点でKNOBLAUCHとKELLYがそれぞれ効果的な今期1号を放ち7点入っていたのにである。堅い、恐ろしく堅いぞ監督Joe TORRE。というわけで結局7対2でヤンキースが勝ち試合は終了したのであった。しかし今年も強いなあ。低迷していた80年代が嘘のようだ。

ところで「TAKE ME OUT TO THE BALLGAME」は当然だが、テキサスでもここでも「Y.M.C.A.」がかかっていたのでこれも定番なのだろうか?確か5回か6回に一旦グラウンド整備をやるんだがそこでかかってたんだよね。ヤンキースタジアムでは、トンボを抱えたおじさんたちが曲にあわせた振りをしながら整備するんだが、これがまた楽しいのよ。我が国ではヒデキでお馴染みのあの振りも当然します。ただのグラウンド整備もエンターテインメントにしてしまい、それがまたサマになるってのはアメリカならではでしょうなあ。球場に来たからにはどんな時間でも意地でも楽しませるって感じですかね。

というわけで、大満足で再び地下鉄にのり帰路についたのであった。Card(メトロカードとチケットの半券)
ちなみにこっちでは普通にビールが買えたのであった…

April 20, 2000

渡米2

ダラスと言えばPointケネディ暗殺の地として有名だが、6th件の建物は現在博物館となっていてここだけは観光客が多い。こんな場所でも当然スーヴェニアショップはあるのであって、物色していると小さいケネディのバッジが売っていた。1個1$という値段と、そこはかとない馬鹿馬鹿しさと、数をそろえるのに丁度良いと思い、20個を抱えてレジに行く。
じゃらっとカウンターに置くと「数えた?」と聞かれたので「Twelve、じゃねえTwentyだ」と答えると「OK」の一言で個数を確認もせず袋に入れ始めた。うーむ安物とは言えなんとアバウトな…1つ2つは絶対ごまかせそうではないか…さすがアメリカ。

さて、なんだかんだでダラスを後にし、ついにニューヨークである。

ニューヨークと言えば狭いマンハッタンながら色々見所は多い(ちなみにテキサスはアラスカを除けば最大の広さを誇る州だが、観光地としては今イチだと現地の人も言っていた(笑))。中でも美術館の類は大変多い。せっかく来たからには、避けて通るわけには行くまいとメトロポリタン美術館に行く。

ダラスは車がないと、もうどうにもならない都市なのだが、マンハッタンは基本的には徒歩、地下鉄とタクシーを少し併用すればどこにでも行ける感じである。

5番街をひたすら歩いていくとやがて巨大な建造物が眼前に現れてきた。金曜の午後早いが、人が多く集まっている。入場料10$を払うとバッジをくれるのだが、これさえ提示すれば閉館まで出入り自由である。なかなか気前が良い。で、いざ中へ。結構混んでいるように思ったが、入ると全然余裕である。

とりあえず19世紀までのヨーロッパ美術エリアへ行く…しかし広い…一言で言ってトテツモナク広いのである。勿論大英博物館もルーヴルも行ったこと無いので知らんがここもめちゃめちゃ広いのである。そこにまた日本では見たことも無いようなレンブラントやらなんやらの大作がいくつかの小部屋に分かれてガバガバとレイアウトしてあるのだ!しかもほとんどの作品はガラスごしでは無いしロープも無い、さらに部屋がやたらと暗いことが多い日本の美術館とは大違いで、部屋が明るく、部屋によっては陽光が直では無いにせよ差し込んでたりするのである。こんなんで良いのだろうか?と心配になってしまう。

さらにフラッシュさえ使用しなければ写真撮影すら許されているのである。(ホントにしてはダメなもののみ注意書きがある)現代美術のほうでたまたまフラッシュをたいてしまった人がいたのだが、係員は落ち着いたもので「No Flash」と言って注意したあと、その人のカメラを手にとってフラッシュをたかずに撮影する設定をレクチャーしたりするのである。なんだがワケが解らんがとにかく凄いところだ。

彫刻のエリアにいくとこれまたロダンの作品とかがゴロゴロと並んでいる。そんで美術専攻と思しき学生達が適当にそのあたりに座ってスケッチしてたりするんだな。まあ文化は一日にしてならずといいますか…

しかしその日は朝から歩きっぱなしだった為、非常に疲れてきてしまったのでロクに鑑賞もできてないものの、とりあえず戻ることにしたのであった。しかしこの規模ではどのみち1日使っても見切れんことは間違いない。

ホテルに戻りしばらく休んでからすぐ近くにMOMAがあるため今度はそっちへ行く。金曜の夕方と言うことでたったの1$で入館できた。ただし、改装中ということで4つあるフロアのうち2つしか開いてなかったのは残念であった。メトロポリタンの後だったので妙にこじんまりしているように感じたが、4つのフロアがすべて開いていれば印象も変わったかもしれない。こちらも企画展があったものの混み具合は余裕であった。たぶんどこもこんなものだろう。まったくもってうらやましい話である。

ところでこうして観光客として街中をウロウロしている分には20時ぐらいでもまだ明るいサマータイムというのはそれなりに良いものだと感じたりするのであった。

April 19, 2000

渡米

ちょいとした仕事上の事情によりアメリカに行ってきたのである。ちなみに海外に出るのは13年ぶり2度目、しかも初渡米だ。
アメリカと言えばメジャーリーグである(?)。ダラスとニューヨークを訪れるのだが、スケジュールをチェックすると両方ともホームゲームであることが判明したので都合がつくと良いなあ…と思っていたら都合がついたのであった(笑)。
というわけでダラスと言えばテキサス、テキサスと言えばレンジャーズだ。ゆくゆく話を聞いていると昨今はダラスの方が夜はある意味ニューヨークより治安が悪いなんて話も聞いたりしたのだが(ダラスは拳銃所持が認められている州なので、その辺走ってる車につまれてたりするらしい)、それはそれと言うことにした。デーゲームだから大丈夫だろう。
というわけで到着2日目。とりあえずアーリントンに行かねばならない。ホテルのスタッフに相談するとタクシーかバスだがタクシーは高いぞって話になる。楽だし高くてもこの際かまわんのでタクシーにすることにした。

こういう場合、行きはさておき帰りが重要なので帰りをどうすべきか相談すると、ホテルのスタッフが近所に住んでいるらしく試合が終わった後、迎えに来てくれることになってしまった。さらに行きも何故かバスが良いんじゃないのってな話になってしまった。帰りが決まればどうでも良いので、では、とバスで行くことにした。

で、まずはバス乗り場へ車で送ってもらう。所謂グレイハウンドである。バスは安い分色々な連中が屯していて不慣れな旅行者にはちょいとヤバめの雰囲気である。切符(5$)を買うのに崩すためもあってキャッシュで高額紙幣をだすと、係りの兄ちゃんに「おいおい」ってな顔をされたのは気のせいでは無い。発車まで30分ぐらい近所をウロウロして過ごしたのち出発である。さらに30分後、眠くなりかけたころアーリントンに到着する。完璧に直行だと勘違いしていたのだが、バスはさらに先まで行くのであった。ちとヤバかった(笑)。

さて、停留所?で聞くと球場まで歩いて10分ぐらいだというので道を教えてもらい歩くことにした。どう考えてももっと歩いたが、歩いたおかげでRyan良いものを見ることが出来た。これを目にした瞬間、アメリカを実感し鳥肌がたったのであった。

Texoutside球場はこんな。傍目にはイマイチ野球場に見えん…

とりあえず($17.50)Ticket外野の席を購入し球場の周りを歩いていると、年度別のチーム一覧のプレートが歩道に埋め込んであったりして楽しい。個人的注目はとかBobbyこんなの
Billyこんなの

そして球場に入るとLegendこんなものが待っていた!写真では見えないが、台座のところにこんな感じの文句が彫ってあって連中のセンスに唸った。曰く、記憶を元にやや意訳が入ってますが、「ここへ来た時、彼はスーパースターだった。ここを去った時、彼は伝説となった」。カッコ良すぎるぜ。

さて、そんなこんなで対トロント・ブルージェイズのゲーム開始。タマゲタことに地元のスーパースター、Ivan RODRIGUESが何故か欠場。しかしそんなこととは関係なく地元の勝利で幕を閉じたのであった。

ところでビールを買おうとしたら、パスポート見せろと言われて結局巨大コークになってしまったのだが、後で聞いたところ21歳以上の証明が必要なんだと。これは若く見られたって事なんかね…

2時開始だったがほぼ3時間後にゲーム終了。ちなみに今サマータイムなので、5時とはいえ大変明るいのである。教えてもらった番号に公衆電話から電話しようとして、使い方がしばらくわからず手間取るが、なんとか連絡がとれ、迎えに来てもらったあげくホテルまで送ってもらったのだった。
親切な人であった。ここで書いても何にもならんが、大変お世話になりました。

The Ballpark In Arlington … まだ新しい綺麗な球場だった。
Texinside

April 04, 2000

映画2題

下記いずれも立川シネマシティというシネコンにて。ここは聞いた話では都下ではかなり動員が良いシネコンだそうである。立川はシネコンになる前、いわゆる二番館だった頃の方が良く通ったもんだったが、変われば変わるものだ。まあでも実際良い劇場になったとは思いますけど。音響がウリ。中も綺麗でイスも良い。スクリーン自体はそれほど大きくないが、新宿とかの半端な大きさの劇場に比べれば気分良く鑑賞できる。
「スクリーム3」

いつのまにやらトリロジーと言う事になっていたらしい、というわけでシリーズ3作目。例によってスラッシャームーヴィーとミステリータッチスリラーのハイブリッドにパロディのエッセンスを加えた出立ちである。
今回も監督ウェス・クレイヴンはそのままだが、脚本が全2作のケヴィン・ウィリアムスンからアーレン・クルーガーにバトンタッチされている。やや心配されたところだがアーレン・クルーガーは前2作を良く研究しているらしく良い仕事をしたと思う。なかなかツボを押さえている。
ちなみにトリロジーのルールが例によって解説されるのだが、実はトリロジーという存在自体があまり多くないような気はするんだけどねえ…しかしまあとにかくこのルールが適用されるのか、されないのかと言う辺りがまた興味の対象になるわけだ。

ちなみに今回も何故かパンフが妙に凝った作りだ。
しかしランス・ヘンリクセンは太った。良く似た他人みたいで確信できなかったよ。

この1作だけでもワケわからんなりに楽しめるとは思うが、やはり前2作を見ておいたほうが良いだろう。やはり1作目の出来が傑出しているのがなんだが。途中で降りた?ケヴィン・ウィリアムスのコンセプトはどうだったんだろうかね。

「レイク・プラシッド」

UMAという怪しげな副題?がつくところがさすが東宝東和。

所謂巨大生物モノの流れを汲むB級ゲテモノ映画だ。要するにでっかいワニさんなんですが、こんな映画でも闘う大統領(はりそんじゃないよ)ビル・プルマンやブリジッド・フォンダが出てるのでビックリしちゃいますねえ。まあこれもピーターのB級な血筋ってやつでしょうかね。血は争えませんなあ。
怪獣映画は撮れない欧米人も巨大ナントカは割と得意?ですからな、はたしてエメゴジラとどちらが面白いかは難しいところですが、ワタクシ的には登場人物の個性の立ち方と、特にヒロインの差でこちらに高得点を差し上げます。コメディとしてもこちらが上です。

しかしまあ中身は何も特筆する点はありませんやな。自分でも何で見てしまったのか理解に苦しむ点が無きにしもあらず(レイトショーなので料金が安いというのはあったが、でも(爆))。意外とこの手の映画にしてはストーリー展開が現代的でそれなりにしっかりしてはいるけど、それが良いかというとそりゃまた別だし、どのみち人に勧めたりしないもんね。
ちなみにレイトショーとはいえほとんど貸切状態でした(笑)。

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