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May 04, 2000

eXistenZ

久しぶりの自身によるオリジナル脚本作品つーことで待望だったデヴィッド・クローネンバーグの新作がよーやく公開である。

今回は濃いですなー。クローネンバーグ度200%=お茶の間度-200%。はっきりいってヤバイっす。いやまあ、いつもヤバイっちゃーそうだけどグロテスクな美術はかなりキテますな。お得意のメタファーも無修正全開(なんのこっちゃ(笑))。なんかこの前のカンヌでは審査委員長とかになってて、偉くなったもんだのーと驚いたもんだが、自分の作品のほうは、相変わらずである。

※ちなみにカンヌの時は北野 武が落選とあって一部で奴のせいだ!と不評を買ってたようだが。そういわれてもねえ(笑)、まあどうでもいいや。

作品のテーマは今や、それ自身がジャンルとなってしまったバーチャルリアリティ-モノであって、ズバリ「裏マトリックス」って感じですかな。まー爽快感無いことこの上なし。正直言って表面的な表現の点で、もう何年か早く見たかった(完成はかなり前だったようなので、ワリ食ってるかも)という気にさせられるが、クローネンバーグ的には見る価値十分。もっと滅茶苦茶な話になってたらもっと良かったが。実際のところバーチャル云々はフリカケみたいなもんで、本当のテーマは別だしね。

そんなわけでファンなら必見。そうではないフツーの人は、責任持てないので知らん(笑)。

ところでワタクシも自分の生きている現実がウソだったらなあってな事、時々妄想しないでもないが…え、しない?そりゃまたシアワセなことですな。
まあ行きたくもない世界をわざわざバーチャルで体験する奴はあまりいないと思うので、やはりココは現実らしい。何とまあ悲しい現実認識だのお(泣)。

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