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May 23, 2000

どら平太

役所広司主演・市川崑監督による痛快時代劇という触れ込みの「どら平太」を見た。
タイトルは、やっぱりでた本家本元極太明朝。

内容は、というと役所広司は素浪人…では無く御奉行である。金さん系である。で、その金さん…でわなくどら平太が如何にして大掃除をするか、というのがお話である。
話の方は可も無く不可も無くであるからして、最大の見せ場はやはり殺陣ということになるのだが、意外と迫力に欠けるつーか予想したほどでも無かったのはなんでだろうね。ココは痛快時代劇らしく景気良い音楽で盛り上げて欲しかったね。

迫力だけなら、むしろ短いながら「雨あがる」の殺陣の方が緊張感といい上だったろう。
ただ、実は「雨あがる」はここだけ浮いてるとも言えるんだが…

また殺陣で全く血が飛ばず、最近ケーブルで映画「子連れ狼」シリーズを見たばかりなので落差が激しい(笑)。「子連れ狼」はまさに血飛沫という表現がぴったりだもんで。手とか首がやたら飛ぶし。

ま、「どら」はすべて峰打ちであるからして血が出ないのも道理だが。リアルにこだわると(こだわってんのか?)峰でもないとあの人数斬れんしな。

役所は丁寧な言葉遣いをするときが特に良い。あと儲け役は片岡鶴太郎と宇崎竜童。ほとんど画面でいっしょにならないのが上手い。
親分3人衆(石倉三郎、石橋蓮二、そして菅原文太!)もなかなか良かったが、チョイ役の岸田今日子の迫力は(出番に意味なんか無いんだが)流石。

ただなあ、ヒロインがいまさら浅野ゆう子というあたりがちと残念かの。このあたりで年齢的にもぴったりはまる女優って他にもいそうなもんだがなあ…

やっぱ時代劇は素浪人のほうがええわ(爆)。

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