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June 21, 2000

続・子連れ狼(富三郎版)

でまあ結局シリーズ前半に続き後半も全部見てしまったのね(笑)。
「親の心子の心」…シリーズ4作目にして監督が斎藤武市に交代し、どうなるのかと思っていたらあいかわらず冒頭から良く血飛沫が飛んでいる(…)。しかしここにきて初めて大五郎にスポットがあたった。そういった面もあってか、前3作に比べるとなかなかドラマ部分も充実している。見所テンコモリなサービスぶりは相変わらずだ。

さらに大クライマックスのシチュエーションは前作と良く似ているにもかかわらず、今回は拝一刀最大のぴーんち!である。後の映画を見るとなんか自己修復機能付きのターミネーターじみてきているが。

配役も林与一、山村聡という「必殺仕掛人」コンビに加え、またまた登場の岸田森、声はやっぱりコロンボのまんまの小池朝雄となかなか楽しい面子。宿敵の柳生烈堂は1作目で怪演した伊藤雄之助から交代してる。なんか若返ってパワフルになっとるが。ちなみに柳生烈堂って実在の人物なんだってねえ。コレ絶対倒されないってことぢゃん(笑)。
にしても柳生新陰流の使い手たる林与一が大五郎の棒切れの構えを見て「水鴎流斬馬刀?!」と看破するシーンはいくらなんでもと爆笑してしまう。

でもってケーブル(つーかCS)の番組表を見てたら、「子連れ狼」の次に「柳生新陰流」を放送するとするというなかなかナイスな構成だ。しかも「柳生新陰流」の主演はヨロキンなんだぜ!両方の剣の使い手とはヨロキン、流石だなあ。

「冥府魔道」…再び監督が三隅研次になった1973年の5作目。

前4作に比較して妙に地味になった。前作までの景気良さが後退し、似たようなシーケンスでもパワーダウンを感じる。話の苦さは良いけどね。
客観視すると映画としてのまとまりは良くなっているのだが、既にそういうものをこのシリーズに期待していない自分がいるのであった(笑)。しかし一年で子供はすぐ成長するなあ、大五郎はだいぶ育ってます。

「地獄へ行くぞ!大五郎」…1974年の最終作。

またまた監督交代。今回は大魔神シリーズの特技監督やってたらしい黒田義之。ついでに音楽も交代してテーマ曲が完全に変わった。
見所はなんと言っても、例によって柳生、黒鍬の連合群が襲い掛かるクライマックス。007も顔負けな危険なスタント続出、さらにマシンガン、ロケット弾が飛び交うスキーアクションだ!(やや誇張してますが念のため、一応時代劇です)このアイデアはなかなか凄い。前作の低調を盛り返すサーヴィスぶり。

土蜘蛛3人衆(前作も別の役で出てた蓮司ほか2名)の不気味を通り越して笑いに転化してしまうキャラクターもなんだかなー。この人たち普段は?土の中を掘って移動します。(直接描かれない、彼らの襲撃シーンはほとんどホラー映画のノリですな)最後は雪山におびき出され?雪の中を移動してみますが「凍える…」とか泣き言を言って出てくる辺り阿呆ですな。

ちなみに一刀は無敵モード。剣も凄いが口車もたいしたものだ(笑)。

今同じ事やってもダメなんだが。70年代の無茶苦茶さってのは今見ると理屈を吹き飛ばすパワーがあるなあ。

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