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September 15, 2000

黒い家

というわけでおかげさまで2000円札も新500円玉も見た今日この頃。なんだか今年は自然災害が多いね。

いまさらながら貴志祐介「黒い家」(角川ホラー文庫)読む。少し前に映画化されたがそちらは未見の日本ホラー小説大賞受賞作である。
だが即連想されるようなスーパーナチュラルな物語ではないとこがミソか。

とりあえずは保険金を題材にしたサスペンスといった風情、面白いは面白いんだけど今読むと独特の後味悪さというか不気味さがあるねえ。これはすなわち小説としては極めて成功してると言うべきなんだけど、どうしても現実のある事件が連想されるんだよな〜。そこが一番恐ろしい。こんな評価は作者も期待してなかったろうが…
使い古された言葉だがまさに「事実は小説よりも奇なり」である。ちなみに97年作。

単純に小説と思えば蛇足的というかB級なクライマックスがなんだけど、エンタテインメントとしては必要悪みたいなものかしらん。

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