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July 2003

July 29, 2003

夏映画

夏映画総ざらえっぽく。
そんなにネタは割ってませんが一応気を使ってみたり。

「T3」
企画だけはあがり続けた続編がいささか時期ハズレな感はありつつも完成した。
最近はかえって新鮮な感じもする超重量級アクションがなかなか小気味良い出来。話の方は毎度ご丁寧に時間軸に沿ってターミネーターを送り込まなくてもいーでは無いか!とか言い出すとアレなんですがラストの割と身も蓋も無い展開はむしろ1作目の精神に近いと思われ、実は大ヒットした2作目をさほど評価していない我輩には面白かったりするのであった。

しかし予告編からいささか気になっていたのは演技陣が揃いも揃って華が無い事(新型ターミネーター含め)だったが、見たらばやっぱり華がなかったのでこの辺は弱点と言っても良いでしょうなァ。

「踊る大捜査線」
おそらくこの夏最大のヒットを飛ばすと読んでいるのだがどうなるやら。
前作と何が違うかつーたら、前回のバカ当りによってやや大げさに言えば本作の位置付けが幅広いイベント映画の領域にまで達した事ですかね。ファンムーヴィーと一言でいうのは易しいが、裾野が広がりすぎてもはや適当な言い回しと言えるかどうか。
偶然とは言えTVシリーズの初回からオンタイムで付き合っているので、ファン的立ち位置では十分楽しませてもらった。
確かに特に主人公たる青島の言動/行動に疑問符が目立ったのはどうかと思うが、馴染みの面々が右往左往しているのを見ているだけでも面白いと言えば面白い。特に新城と室井の関係もいつの間にやら阿吽の関係になっているのが楽しいですな。ジョン・ウーだったら室内なのに風が舞いそうな雰囲気っつーんですか?
既に刑事ドラマ史的には「踊る」以前、以後というラインが存在するほどに警察組織を割とリアルに?描いてきた本作だが、今回はいわゆるドラマとしてのファンタジーにより一歩踏み込んだ形になっているのでこれにて完結か。
こちらも犯人役に華が無さ過ぎなのが残念。ここはもう少し名のある配役にしたほうが豪華さが出たろうにな。

追記:03/08/03
CSにてドラマの再放送があったのを散見したのだが、既に最終話でかなりやりたい放題やって完結してましたな。いやーかなり忘れてたよ。しかしまあ毎度同じパターンという訳にも行かないから打ち止め感というのは変わらないですが。
そういう意味では映画版自体がテーマ的には限りなくオマケに近いのかも。

こんなの作ってみたり。
タイトル 期待度 結果
CA 微妙 ある意味満点。1作目と同じで普通の意味で映画と思ってはいけない。ツッコミは野暮ってもの。
BR2 微妙 映画としては破綻しとるし出来は悪いが、見る価値が無いわけではない
MR 素直に期待してた EpisodeVよりは落ちるが、EpisodeIIよりは良い。(どーゆー比較じゃ)
T3 絶対つまんねーと確信してた 意外と面白かった
踊2 つまんねー事はないだろうと まずまず。

July 21, 2003

模様替え

世間的に三連休でした。とか書くと、何だか休みではなかったような前振りですがワタクシも三連休でした。何のこっちゃ。

てゆーか、本当は家で仕事しようかと思ったんですよ。相当やばい雰囲気になってきたんで。で、仕事する前に仕事しやすい環境を作ろうと思っていわゆるパソコン用のデスクを買ってきたのさ。
で買ったは良いけど今度は何処に置くかっちゅーことで、さまざまな要素を考慮したあげく四畳半スタジオ部屋にPCも移動する事にしたのだな。となるとあとはいたずらに時間がかかるわけで、ここまでするだけで終わっちまったって事。
あー疲れた。

本当はもっと良い椅子が欲しいのだが、我慢だなー。まあいままでPCはちゃぶ台で使っていたのに比べると(結構姿勢がつらかったんで)楽になったような気がしないでもない。

しかーしここで仕事するっちゅーと、違う職業に見えないことも無いね(笑)。

July 05, 2003

ボウリング・フォー・コロンバイン バトルロワイアルII

貧乏人が映画見まくり。

遅ればせながら話題のドキュメンタリーである。

以前著書を読んだときと同じ事を感じたのだが、もう世界はこれ以上のアメリカナイズは不要だという事ね。実際には残念ながらますます社会がアメリカナイズされている昨今だが、この映画で炙り出されているアメリカの狂気はたとえ銃器が無いにせよここの国にも蔓延しつつあると思えてならぬ。

方法論として無差別なテロ行為というものにはコミットできないが、このドキュメンタリーを見れば過去数十年にわたって米国が行ってきた施策に対し9/11の事件は無理からぬ事にすら思えてくるではないか。
なんにせよフセインやビンラディンをアメリカ政府が過去に支援してきた事は事実であるし、数々のアメリカにとっての都合による軍事介入によって犠牲になった人間の数は9/11の犠牲者より遥かに大量であると。
要はいまや世界最大にして最強(狂)のテロ国家は実は米国である訳だ。

なんつっても途中に挿入されるアメリカの歴史を揶揄した(しかしながら大部分が真理でもある)アニメーションが秀逸。

「バトルロワイアルII」
今年ほどPARTなんとかが多い年というのはちょっと過去に例を見ないほどでは無いかと思われるが、これもまた前作のヒットによりもはや原作とは完全に無関係の続編として完成。
偶然だが「ボウリング…」と合わせて見ると大変興味深い作品になっていた。

時代は右も左も反米と言う軸は共有している状態だが、ここまで露骨にやってしまって良いんでしょうか?と要らぬ心配もしてしまう程にかなり挑発的にやっちゃいましたな内容。
娯楽作品としてみれば戦闘シーンの迫力はなかなかのもので、完全に戦争映画になってしまいました。前半のガキ同士はシチュエーション的にも温いが、後半の子供対大人になると俄然良くなってくる。
テロリストが主人公というのもまあ東映ならではというか、コミットできない人多数だろうがこれもまた実に時代を投影した(洒落ぢゃ無いよ)一本としてなら見て損は無いと思われ。
勢いのあまり前作とは似て非なる方向にシフトさせてしまい、冷静にツッこむと妙な構造なんだが。前作は別に反米ではないからね。

しかし原作が無いというハンデはあるにせよ今回の生徒の皆さんは全体的に殆ど印象に残りませんな。テーマ的にも主人公?の母親との関係とかはどうでもいいちゅうか、つけたし程度にしかなってないし。
オレッちも殺される側の大人として言わせてもらえば加藤夏希に殺されるならまだしもこんなアマちゃんな野郎には殺されたくねえぜよ(笑)。つーか問題児学級てのが既に温い。ありきたりな学級であるとか超エリートなほうが面白いと思うんだけどな。

July 01, 2003

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

やたらとエロいにもかかわらずオシャレでもあるという一点だけを取り出しても男女問わず楽しめそうな史上最強の「馬鹿映画」を超えた「白痴映画」が帰ってまいりました。

まあ前作を見終わったときは椅子から転げ落ちかねない位の「つり銭無しのお腹一杯」ぶりにもう続編なんてヤボは言うもんじゃねえ!と思ったものでしたが、結局どんな事情かほぼ前作と同じスタッフ&キャストで製作が実現してしまいました。
出来てしまったからには仕方が無いので見に行きますよ、そりゃ。

いわゆるアヴァンタイトルのノリだけでほぼ前作と同様のテンションを維持している事に素直に感心しつつ、あとはもうエンディングまで一直線。前作同様徹頭徹尾アタマカラッポ。
いやもう本当に何にも無いんです。無さすぎてありがたさすら漂う禅の境地…はい、嘘です(笑)。
ともあれこの水準が維持できるならさらなるシリーズ化もアリだなァ。

妙に演出がヌルくかったるかった「リローデッド」なんぞに比べると106分という俺好みの時間できっちり仕事して見せたMcG & Drewは偉い。デミ&ブルースの共演も大いに笑ってやってくれ!
意外にも1作目のネタを結構踏襲しているので、見る前に復習するのも悪くないかも。

ついでにその「リローデッド」ですが、1作目も実は結構長い映画だったとは後から気が付いたんだが、2作目はいかにも金を儲けて止める奴がいなくなってしまった感が漂ってしまって、ちょっとガッカリでしたかねえ。

スミス×100と戦うシーケンスとか(あえて言うが)出来悪いくせにだらだら長いんで、極論言えば要らないですからね。
対スミスなら前作のタイマン勝負の方が熱いっすよ。「弾切れだ」「お前もな」みたいな。

だらだら長いといえばザイオンのシーンもそう。本当に見せたいシーンなら「ちゃんと撮って、ちゃんと切る」これ重要。

まあ話は完全に次回に続くなのでまだ解んないですけどね。3作目が終わったときに「長い蛇足だったなァ」とならない事を祈るのみ。

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