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July 05, 2003

ボウリング・フォー・コロンバイン バトルロワイアルII

貧乏人が映画見まくり。

遅ればせながら話題のドキュメンタリーである。

以前著書を読んだときと同じ事を感じたのだが、もう世界はこれ以上のアメリカナイズは不要だという事ね。実際には残念ながらますます社会がアメリカナイズされている昨今だが、この映画で炙り出されているアメリカの狂気はたとえ銃器が無いにせよここの国にも蔓延しつつあると思えてならぬ。

方法論として無差別なテロ行為というものにはコミットできないが、このドキュメンタリーを見れば過去数十年にわたって米国が行ってきた施策に対し9/11の事件は無理からぬ事にすら思えてくるではないか。
なんにせよフセインやビンラディンをアメリカ政府が過去に支援してきた事は事実であるし、数々のアメリカにとっての都合による軍事介入によって犠牲になった人間の数は9/11の犠牲者より遥かに大量であると。
要はいまや世界最大にして最強(狂)のテロ国家は実は米国である訳だ。

なんつっても途中に挿入されるアメリカの歴史を揶揄した(しかしながら大部分が真理でもある)アニメーションが秀逸。

「バトルロワイアルII」
今年ほどPARTなんとかが多い年というのはちょっと過去に例を見ないほどでは無いかと思われるが、これもまた前作のヒットによりもはや原作とは完全に無関係の続編として完成。
偶然だが「ボウリング…」と合わせて見ると大変興味深い作品になっていた。

時代は右も左も反米と言う軸は共有している状態だが、ここまで露骨にやってしまって良いんでしょうか?と要らぬ心配もしてしまう程にかなり挑発的にやっちゃいましたな内容。
娯楽作品としてみれば戦闘シーンの迫力はなかなかのもので、完全に戦争映画になってしまいました。前半のガキ同士はシチュエーション的にも温いが、後半の子供対大人になると俄然良くなってくる。
テロリストが主人公というのもまあ東映ならではというか、コミットできない人多数だろうがこれもまた実に時代を投影した(洒落ぢゃ無いよ)一本としてなら見て損は無いと思われ。
勢いのあまり前作とは似て非なる方向にシフトさせてしまい、冷静にツッこむと妙な構造なんだが。前作は別に反米ではないからね。

しかし原作が無いというハンデはあるにせよ今回の生徒の皆さんは全体的に殆ど印象に残りませんな。テーマ的にも主人公?の母親との関係とかはどうでもいいちゅうか、つけたし程度にしかなってないし。
オレッちも殺される側の大人として言わせてもらえば加藤夏希に殺されるならまだしもこんなアマちゃんな野郎には殺されたくねえぜよ(笑)。つーか問題児学級てのが既に温い。ありきたりな学級であるとか超エリートなほうが面白いと思うんだけどな。

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