« Caravan | Main | 暗い夢想 »

October 17, 2004

Grey & Pink

CaravanというのはなんだかんだいってもPye Hastingsのバンドであることは間違いないと言うのは先週のライブを見て改めて感じたような訳ではあるが、Richard & Dave Sinclairがその面子としてあまりにも印象的な足跡を残したこともまた揺るぎの無い事実。

ということで先週の続きでGrey & Pinkを見に 再び渋谷まで行ってきたよ。

予想とは裏腹にRichard & Dave Sinclairだけのセットが第1部、サポートメンバー加えたバンド編成が第2部でそれぞれたっぷり合計3時間弱というテンコ盛りライブだったよ。

第1部は2人による弾き語りのようなセットだったが、これが実にすばらしいものでこの第1部だけでも価値は十分なものだった。
Richardの声はまさにVoice of Cantabury。本物のあの声が響き渡るとそれだけで世界が出来上がってしまう。
すごい上手いとかそういう類ではない(もちろん下手とかそういう意味では無いよ)が声そのものがジャンルというか、Pat Methenyのギターなんかと同じ類かの。それでもって関連作品のMatching Moleの名曲O Carolineなんかまで披露された日にゃ至福以外の何ものでも無し。
またRichardのキャラクターが天然というか何か見てるだけで面白い。イーカゲンというかテキトーと言うかなんだかボヘミアン気質な感じ。バンド遍歴の激しさも納得。
でまあこうしていわゆるリズム隊無しで聞くと(そこがなんと言っても魅力ではあるのだが)本質はPopだなあと思う。

第2部だがサポートは清水一登(Key)鬼怒無月(Gt)芳垣安洋(Dr)の3人。小生は残念ながらそこまでエリアが広がっていないがたぶんそれぞれ知る人ぞ知る面子。タイコはなかなか良い。1タムというのが渋い。
ギターは上手いがしかし弾き過ぎかつ音色がカンタベリーのイメージとはアンマッチだった。この辺りは先週のCaravanのDoug Boyleの方が本体に参加しているだけあって新しくもマッチしたイメージであるのは当然か。
あとDaveのキーボードワークと言うのも注目だったのだが、せっかくオルガンが置いてあるのにオルガン系の音色をシンセで弾いてたのが意外というかちょっと残念だったな。特にソロパートではほとんどオルガンに手をつけて無かった。

バンドアンサンブルと言う観点からはCaravanに軍配が上がるが、Richardの声と言うのはそれを凌ぐほどのものがあったよ。

つまり今回は両方行って正解。

« Caravan | Main | 暗い夢想 »

「音楽」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

« Caravan | Main | 暗い夢想 »