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February 2005

February 27, 2005

Live at BB King Blues Club

あまり公式音源が無いJeff Beckのライブ盤がネット限定で売られているらしいとの情報により、入手した物である。
2003年の音源のようだが何とバックがTerry BozzioとTony Hymasという小生のFavorite盤であるGuitar Shopの布陣というところが興味深い。

聴いてみるとよりいっそうウネウネ感の増したようなBeckのギターはやたら音がでかく弾きまくり、Bozzioのタイコも良く聴こえるがHymasの鍵盤はステレオ感も無く音も小さめで全体のバランスは良くないですな(まさに会場でまま録音したって感じ)。
それでも音質が悪い訳ではないのだが、ミックスがまあ値段相応って事で公式海賊盤というのに納得の風情である。
セットリストに不満もあるが、一応Bozzioのタイコだし、People Get Readyはヴォーカル抜きで演奏していたという事実判明は楽しいし、総じてBeckの異次元ぶりはとにかく炸裂しまくっているので、貴重な音源には違いない。

次のアルバムがあるならばこの布陣でもう一度というのはもうずっと思っているのだが、こうしてライブ音源を聴くとなおさらこのトリオの鉄壁ぶりが際立つ。

ちなみにSony Music USAのストアでは米国外は扱っていないのでどないせえっちゅう事やねんと思ったのだが、色々さぐった結果www.shopbootlegs.comという怪しげな名前だがちゃんとしたところらしいサイトから買えた。
なお国内のサイトでは基本的には入手ルートが無いようで、こんな貴重な盤を前にして日本は何をやっとるんだ!と追求したくなるところだが、ショボいジャケとはいえ$9.98(CD)+$7.00(送料)という安さなのでどうでも良いかもしれなかったりする。

February 26, 2005

ニッポン放送とか

当人にそのつもりがあるのか無いのかすっかりお騒がせ男になってしまった感のあるホリエモンこと堀江社長率いるライブドアによるニッポン放送株の話題だが、いうなれば単なる商行為に過ぎないので小生は基本的には大騒ぎするほどの問題では無いと思っていた。そもそも株式上場した時点で株を買い占められても止むなしというリスクを背負っているわけだからあれこれ言い出す方がどうかしている。いやなら上場するなという話だ。
むしろAERA紙の記事などを読むと、やや奇襲攻撃じみているところが周到な準備の上に行った映画さながらの大勝負のようにも見え、ある意味痛快ですらあった。
その後の展開も次々役者がそろって来てどんでん返しに次ぐどんでん返しといった状態で現実の方がドラマよりも興味深い状態になっているのは皮肉な話である。でもまあどっちのやり口がギリかと言えばニッポン放送側のほうがギリな感じはするよねえ。特に反論も無く「司法の場で...」と流しているのもこの策を取った時点で法廷闘争に持ち込まれても止むなしと言う感覚が見え隠れ。
まあ大体にしてフジの日枝会長というのは民放連のトップでもあってちょっと前にCM飛ばし見が著作権違反とかなんとか言い出した張本人でもあるので相当なタマである事は間違いない。

でまあそれはさておいて私が違和感を覚えるのはですな、こんな時ばかり建前とはいえ放送局の公共性とかゆー事を錦の御旗にすることなのね。いや、それ自体は本質的に正しい事なんだけどさ。そういう放送局とか報道機関のイノセント性みたいな物てぇのは今やまったくもって当てにならないンでね。
それぞれに多かれ少なかれ主義主張、偏向があるのは前提なのさ。でなかったら大本営発表、政府機関誌だけで事足りる。
局は違うとはいえ3流芸能人Aが自らの窃盗を白状して自爆するような番組(見てなかったけど)を大量に放送しててさ、いまさら偉そうな事を言えたものでもなかろうと言う事ですよ。
でまあ話の流れで書くと、この件芸能ニュースとかであまりTVではおおっぴらにやってなかったような気がするのは当人が未成年だからというのを利用したのかもしれないけど結局のところ大手芸能プロダクションとの関係にヒビを入れたくないからなんだろうなーとか思う訳で。
所詮民放はスポンサーを含めたそういったしがらみの範囲でしか「公共性」を発揮出来てないのさ。だからだれが大株主でも関係ないべ(極論)。

ちなみに我が家は割とフジッ子です...

February 10, 2005

ワールドカップ予選

もしかしたら本大会より面白いかもしれない予選が日本にとっては2大会ぶりに始まった。
よりにもよっての初戦の相手というのが因果な話だが、有り体に言って仕事してたのでまったくリアルタイムでは映像は見ていない(ネットで経過はチェックしてたけど←大目にみてくれよ)。

結果は知っての通りだが負けなくてよかったというもの。正直に言えば5-0ぐらいにコテンパンに叩きのめしてほしかったとは思うが。

しばしば国力が貧しい国がハングリー精神に勝る故に勝つみたいな話がよくあるのだが、本当は豊かな国が勝つべきなんだよなー。国威の為にスポーツで勝つ事が日常の生活より上位価値にあってはいかんのだ。
やっぱり「戦乱」とか「貧困」より「平和」とか「繁栄」が正しく強くあるべきだろ?
まぁなかなかそういかないところがややこしいんですが。

February 03, 2005

一太郎

といえば、かつてデファクトスタンダードに近いほどの勢力を誇った国産ワープロの老舗であるなんてーのは今更小生がどうのこうの言うまでもないのだが、なんつっても最近驚かされたのは松下との法廷争いの結果販売停止という判決が出た事につきる。
この案件、特許がらみの裁判なのに加えてモノがソフトウェアなのでなおさら判りにくい。要旨をみてもやっぱりよくわからないが、ただ一般のコンシューマにとってみたらどうなんだろう?正直なところ今回の内容で製造/販売停止というのが妥当な判決なのか?という感覚は残る。
小生は一太郎はあまり使った事はないが、それにしても販売停止というのは案件の内容に比して重すぎるような気がするのだが。
これじゃあソフト開発なんか出来ねえよなあ。

特許、著作権というのは本来弱者の為の権利という側面が強いはずなのだが、巨大化した資本社会では巨大資本同士のゴロ巻き合戦か巨大資本による弱者潰しに陥りがちなように庶民には見えて仕方がない。
今回も司法にはもう少し巧い落としどころがあったのではないかねえ。

そういえば特許と言えばちょっと古いけど某教授のダイオードってのもあったね。我々にしてみりゃ200億でも数億でも残りの人生遊んで暮らせるって意味では変わりゃしねえってのが正直なところでもあるが(笑)、まあTVでちょっと見た会見はずいぶんとエキセントリックな感じでアメリカナイズされてるなぁってのが印象だったかね。駄目な奴は駄目でしょうがねえぢゃねえか、見たいな物言いは本人には関係無いかもしれないがどっちかっつーと個人に同情的な社会の空気を変えてしまったような気がするよ。
科学の研究開発ってのは無数の先人の駄目駄目な事例の積み重ねの上に成り立ってるんだから、本人の真意は別にあるのかもしれないけど、まああまり良い感じではなかったわな。

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