« 再び独身生活 | Main | 誕生 »

March 10, 2005

Somewhere In Time

妙に印象に残る映画というのがあって、それはまあジャンルはさまざまだし、印象度という基準で言えば傑作か否かもあまり関係無いのだがそういうのはやっぱり自分が見た時期に左右されるんだろうなぁとも思う。
となるとやっぱり70年代から80年代の映画に多くなるのは必然か。

ちょっと前になるが、映画「ある日どこかで」(1980)をDVDで再見した。

--以下ネタばれ箇所あり--

監督のJeannot Szwarcはこの1本だけの人で他はJaws2(1978)とかSupergirl(1984)とかむにゃむにゃ...なのばかり。ほとんど唯一自慢できそうな本作だけが突出した渾身の一本...だったはずなのにあまりの不入りに2週で打ち切られたとかゆー人であります。
ちなみに日本公開も同じく不入りで公開当時は見られるはずも無く名画座で見る事が出来たのはいつだったか。
見た人の間では何かと評判だったのは納得ではあったのだが、当時はラストに唖然としてしまいある意味2度と見たく無いかもしれないとまで思った物である。

ちなみにガラにも無く?何故入手したかと言うと実のところこれを買おうと思って店に出向いた訳ではない。
2枚購入でディスカウントという最近よくある売り方だったのでもう1枚をどうしようかと色々物色したのだがどうも決め手にかける...という事であまり気に留めないジャンルへと目を移したところこれが残っていたのである。
それでなんだかもう一度見てみようかという気になったのだな。

映画としてはいわゆる効果的な子ネタが随所に効きまくっていてやっぱり良く出来てる。特に素晴らしいのはキーとなる写真の撮影シーンだが、ここは映画全体のキーともなるポイントで印象に残る。またJane Saymourがこれ以上は無い顔してましてお見事。またお見事といえば老婦人の台詞が全編通じてたったの一言、単語にして4つだけというのもメイキング見るまで気がつかなかった。

改めて見て思ったのはこれはまあ(監督のコメンタリーにもあるように)これなりにある種のハッピーエンドでもあるという事か。
終盤廃人と化したChristopher Reeveが最後の最後に微笑んでいるなどというのはまったく記憶に無かったし。
今見て古風な作風というのはおそらく公開当時でも古風に過ぎたのかも。いうなれば最初から古典。
当初は不遇に過ぎた本作だが、今やカルトと化し(どうもこういうタイプの映画でカルトムーヴィーというのは抵抗があったのだが、必ずしも用法としては間違ってないようだ)驚くべきは公開から4半世紀を経た現在に公式サイトすら存在する。いわゆる愛される映画として現在は幸福な状況にあると言って良いだろうし、その資格は十分にある。

ちなみに音楽のJohn Barry(007でおなじみ)の手による音楽だが、知る人ぞ知る?これまた珠玉の1作。こちらはこれだけの人ではないが最高傑作としても問題は無い、メインテーマはサントラでも何度も繰り返されるが、良いメロディーは何度聴いても良いと言う好例。
劇中ポイントになる曲としてラフマニノフ(この選曲もBarryのアイデアだとか)も印象的に使われるが、全く引けを取らない。

で最初に買おうと思って手に取った1本目はと言うと「ROBOCOP」だったりするんですなこれが。これも何だか妙に印象に残った1本で。我ながら食い合わせの悪すぎそうな無茶な取り合わせだったね(笑)。

« 再び独身生活 | Main | 誕生 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

« 再び独身生活 | Main | 誕生 »