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July 2006

July 31, 2006

映画 日本沈没

第二部を読んだからという訳でもないが、何気に注目しつつ見に行ってきた。
理屈はともかく沈没に対抗策を設けるってのはなかなか意表をつかれた。
予告編でもわかるようにスペクタクルなシーンの一つ一つはパーツとしては良く出来てると思ったので凄く残念な映画でした。
つまりパーツはともかく全体を通して映画が語ってくれないって事ね。

なにしろ主人公をはじめとするメインキャラクターがどこにいるのか、どう移動しているのか、また劇中の時間軸もよくわからないので、全体としてスリルを感じる事が出来ないのです。
ましてや主人公に至っては未曾有の大異変にも関わらず、超能力者のごとく前後のシーンと関係なく必要なシーンに登場するので、何が何だかさっぱり解らない。
これじゃ感情移入できませんやな。いったいお前は何を使って移動してるんだ!といい加減ツッコミたくなってきますよ。
大地真央の役は良かったので、草彅&柴咲の出番を削ればもっと締まった映画になったかも(ひでー)。

July 22, 2006

日本沈没 第二部

最近の映画の予告編などを見ても地震国である我が国においてはそのアイデアにおいて、あるかもしれないと思ってしまうリアリティがSFという枠を超えていると思わざるを得ないのだが。これは日本に住んでいない人とはおそらくあまり共有できないだろうなぁ。

33年ぶりの続編が映画に合わせて?ついに登場。もはや小松左京単独執筆作品ではなくプロジェクト方式により実際の執筆は谷甲州によるものらしい。
一時は東宝は第二部が書かれれば即座に映画化、映画化するなら第二部執筆とデッドロック状態であるとか、作者に日本沈没第二部の事を尋ねてはいけないとか、おそらくこのまま幻のままだんだろうなと思っていたところに突然の出版。
そもそも小松左京が本当に書きたかった部分はこの第二部に相当する部分、すなわち国土を失った日本人の行く末であると言う事は当初から言われていた。しかしSF作家としてのこだわり故かいかにして日本を沈めるかという点に苦労したあげく、結局沈没するまでで出版する事となったというのもおそらく定説である。

物語序盤の沈没した日本の探索シーンには物語上の事とは言え思わず胸が熱くなる(それだけ日本沈没というアイデアは抜群の迫真性を持つ傑出したものだったのだ)。ただ後半以降は世界の危機に物語がシフト、テーマが錯綜する形となってしまってちょっと歯痒い。地球規模の危機を描くなら日本人の話は本来サイドストーリーにしかなり得ないからだ。となると苦労して日本を沈没させた第一部の意味が薄れてしまうし、第二部の地球シミュレータというガジェットは日本人の出番を作らんが為にという風に見えてしまう(完全蚊帳の外みたいな過酷な状況の方がありそうだけど物語的にも辛すぎて書けないか)。

ただそれも解らないでも無い。
想像だが国土再建の為のメガフロートというアイデアは元々あったものの、おそらくそれだけで終わらせてはどうもなぁといった逡巡があったのではないか(大昔のSFならメガフロートによる日本復活でめでたしめでたしでも十分だけどな)。特に33年の間の世界情勢の変化も第二部に影響があった事は間違いない。そのあたりのヒントとして終盤の中田首相と鳥飼外相の問答がそのまま第二部の変遷を示唆しているように思えてならない。この辺り読みながら自分は沈没前の世代なんだろうななどと思ってしまう(沈んでないけど)。

July 09, 2006

直立

最近アクセスがまたまた激遅なので更新も一苦労ですけど。
今日は娘がついに直立したのでそれだけ記録しておこうと思います。
保育園に吊るした七夕のお願いが半分かなったのでしょうか。あとは直立の後ろに2足歩行がつけば完璧です。

July 07, 2006

Alan White Ramshackled

先週から今週まで休み無しで、歳ですからいーかげん疲れました。というか単に寝たいです。
ところで歳といえば歳とともに音楽の趣味も変わって(というより守備範囲が拡大な感じですが)、昔は駄目だった音も全く持ってOKどころか最高みたいに評価が逆転する事も多いところ。
その昔Patrick Moraz(Key)在籍時のYESが全員ソロアルバムをリリースした事があったんですな。Chris Squire(B)やAlan White(D)にとっては未だにその時リリースしたアルバムが最初にして最後のソロアルバムだったりするんですが、CDで再発された際に一応全員分揃えたんですよ。
ただAlan WhiteのソロRamshackledだけは予想通りYESのメンバーのソロ的で無いっつーか、分かりやすい意味のプログレらしさが希薄だった事もあっていまいちのれず、後手放してしまったんですな。
しかし手元にテープが残っていたのが実家のガサ入れによって発掘されたため久しぶりに聴いたらすげー傑作でビックリ。聴き様によってはところどころプログレでもありまして、結局CDを買い直し。いい音で聴けて嬉しいです。かなり聴き狂ってます。
ついでに最近になって発表された自信のバンドその名もWHITEなるバンドのアルバムも入手してしまいました。こちらは所謂DRAMA期YESで一緒にやってたGeoff Downes(Key)が参加っっつー事でジャケもロゴもRoger Deanです。音も何故かDownesが曲書いてない割に最近のASIAっぽい。そんな訳で大傑作というモノではありませんでしたがBassがChris Squire風にブリブリしてるのは楽しいです。
まったく関係ありませんがゲームのテトリスってロゴがDeanなのなー。

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