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December 23, 2007

ブレードランナー

ネタがなかったワケではないのだが、むしろ色々あったのだが何を書こうかと迷っているうちに結局旬を逃してしまい、といった昨今でした。

ブレードランナーといえばあまりにも様々に語られすぎていて小生がここで駄文を追加する余地などないのだけれど、なんだか知らない間にファイナルカット版とかゆーのが公開25周年をネタにして発表されたらしいのだな。
そしてそれを餌にアルティメットコレクターズエディションという大げさなDVDセットが発売されたような訳ですが、そのファイナルカット版のソフト化というのみならず、いわゆる劇場初公開版が初めてDVD化という事もあり、初公開版好きの小生としては入手せざるを得ないようなそうでもないようなとか思いながらネットでポチっとな。

他にも幻だったらしいワークプリント版含めて全部で5バージョンが収録されている上に特典映像も文字通りのテンコ盛りで全て見終えるのはいつの事やら。現時点ではようやくワークプリント版と未公開映像集を見終えた程度。
しかしこのワークプリント版と未公開映像だけでも予想を超えた情報量で驚いちゃったねどうにも。

ワークプリント版というのは試写で使われたバージョンだそうだが、作品構造がいわゆるディレクターズカット版に極めて近く、となるとディレクターズカット版にたいするリドリースコットの思いも宜なるかなと認識をちょっと改めたね。
その他特徴として音楽が極めて異なるという事があげられる。印象的な「ラヴテーマ」は流れず、クライマックスの対決シーンもいわゆるテンプトラックのままでまったく印象が異なる。特に対決シーケンスは完成版が非常に独特なのでかなり違和感がある。
ちなみに完成版のエンドタイトルは有名曲だが、劇中に主題として現れるでも無くエンドタイトルとして唐突に流れるだけなので曲としてはともかくいわゆる劇伴としてのサントラ的にはさほど評価出来ないと思っているのは小生だけだろうか?

次に未公開映像集だが、実に面白い編集が施されていて、通常この手の映像は断片的に収録されている事がほとんどだが、今回は未公開映像を時系列に編集したらそのまま物語のダイジェスト兼サブテキストになっているという驚天動地の展開。で、これを見るとナレーション込みの初公開版ですら、わざと解りにくくしていたという事が歴然として判明。
だからこの映画見てなんだかよくわからないというのは当然で、この辺りなにやら「2001年宇宙の旅」ぽいわな。

しかしサブテキストとして極めて興味深かった未公開映像集だが、これで本編が補間できるというのもこまったもんで、本来捨てられたシーンは本質的には存在しないのと一緒だから、無かった事にして本編を鑑賞するのが正しいあり方だと思うのだが...ね。

なんだか長くなったので後半に続く。

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