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April 26, 2008

Phoenix

所謂オリジナルASIAによる新作が発表された。
正直言ってほんとに出るとは思ってなかったので驚きである。再結集ツアーの後スタジオに入るなんて言われてもそりゃ無理だろーというのが大方の見方ではなかったか。
しかもWettonに至っては心臓バイパス手術を受けるはめになっていたのでなおさらである。ところが予想を覆しての新作、そして再ツアーの開始ときたもんだ。

さて、その新作だが極めてWettonのソロあるいは近年のWetton/Downesプロジェクトっぽい。まあメインソングライターがそうなんだから当たり前だが。
ソロ転向後のWettonてのもそれなりに個性を確立しているので、やっぱりメロがそれっぽいのです。しいて例えればやっぱりHowe不参加の3作目であった、ASTRAの系譜か。
そもそもでHoweが参加しているのに1st,2nd風味にならないのはやっぱりミックスの感じが全然違うからかと。
どうせやるならあの往年の風味でやれば良かったのになー。
あとPalmerのタイコが昔よりタイトなのは最近のレコーディング事情の所為でしょうな。いまいちASIAぽく感じられないのはこれも要因の一つか。
リズムキープ出来ないとかフィルインでよれるとか散々に言われる事もあるPalmerだが、ELPにせよASIAにせよ、あのどんがらがっしゃんとしたタイコあってこそではなかろーかと。
正確無比にセンスよく叩くCarl Palmerを聴きたいのか、と逆に問いたい(←何気に酷い事書いてないか?(笑))。

当時と異なるのはやや長尺の曲がある事で、ちょっとだけルーツを感じさせてみましたってところか。
この辺りはHowe参加が大きいのかも。1曲目とかあきらかにHoweぽくない曲でのギターはなかなか珍味でHowe的観点では逆におもろい。
そのHoweメインの曲なんかはヴォーカルが仮にJon AndersonだとしたらすぐそのままYesになってしまうが、そうならないのはもちろんWettonの所為。

総じて大傑作とは言えないけど良い曲も入ってるし復活作としてこの面子なりのそれぞれの個性が垣間見えるお楽しみはできましたって感じですかね。

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