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April 10, 2008

実際のところ

もはや実家をでてから10数年。
経済的にも一応独立し、住むとこ買ったり、新しい家族ができたりなんだりで。
ましてやいい歳した父親といい歳したその息子でありますから、たまに実家に帰ってもそんなに話すこともなく。
病気が発覚したのも1年前で、まったく不意打ちって訳でもなく。
男性で享年73というのは、人によっては若いともとれるし、あるっちゃーあるよなみたいな歳だし。

んな訳で今回のことも何やら淡々として、とかく悲しいって感じでも無い。
ただ今までそれなりにこういう場面は経験しているけれど、肉親ともなるとやっぱり一通りの事をとりあえず終えて、奇妙な感覚ではある。
いないからといって普段どうということはないけれど、それでも何かの折に家族がそろう事はもうないんだな、という事実が。

なにしろ目の前で骨になっちまったんだから。

しかし社会人なんて因果な話で。
告別式の翌日から出張ですもの。
いやまあ勿論規則上は所謂忌引はもちっと長いし、任せれば任せることもできなくは無いんだけれど、今回も一人で動いているので細かい事を引き継ぐ面倒を考えたら自分でやるか~みたいな。つーか計ったように、日程の谷間で通夜と告別式が出来てしまったので、そういうことかよ、わかったよ、みたいな一人合点。

しかしそれ以上に因果なのは、やっぱりだいぶ調子悪くなって、いつまでもつか…みたいな状態の時だね。
仕事の日程とあわせ見て「わかんないなー。はっきりしてくれないかな…はっきりしろってどういうことじゃ!」みたいな自問自答しているのは軽い自己嫌悪でもある。

不肖の息子としては奇跡的に孫を見せてやれた事だけが親孝行だったかー。
娘よ、今回もなんだかんだ場が和んだよ。

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Comments

ご愁傷様でした。
心よりお悔やみを申し上げます。

ご無沙汰の上、遅くなり申し訳無かったです。

順番とはいえ、年を取ると淋しい事が多くて切ないですねえ。

や、どーも。
ご丁寧にありがとうございました。

久々にblogを見て訃報を知りました。
遅くなりましたが、お悔やみを申し上げます

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