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April 26, 2010

District 9

久しぶりにドカンと衝撃をうけちゃったね。
いやはや噂には聞いていたが、凄い映画でした。映画を見ながらこれほど緊張感に襲われたのも久しぶり。実にさまざまな要素(SF、アクション、フェイクドキュメンタリー、変身人間、ホラー、サラリーマンもの等々キーワード多数)を盛り込みつつ、それらを巧みにどれも成立させるという離れ業には参ったね。そんでもって(これは着眼点の勝利ともいえるが)かつ高いテーマ性すら昇華してみせる。故にどうにでも多面的に語る事が可能ではあるが、とにかくやっぱり、まず映画としてキャラクター造形が良く出来てるんですよ。
ジャンル映画としてだけでもなく画期的なぐらいフツーの人が主人公で、そのあまりにも普通な感じが斬新かつ実によく出来ててね。特に社会人的にはあまりにもリアル。
「普通」というのは映画キャラクター的にはむしろ嫌な奴にくくられる部類って事でもあるんだが、実際職務に忠実だったり、熱心だったりといったいわば組織の構成員として当たり前に過ぎる事が時に残酷さに鈍感になったりみたいな。故に観客に対してはマイナスアピールしつつ、「でも、あれって俺じゃん」みたいな身につまされる感じや、そんなサラリーマンの悲哀すら感じられる部分が痛烈な一方でアクションSFとしての体裁も十二分に備えているんだわ。
見ながらなんとなくアバターを思い出したりもしたんだが、アバターがまま白人酋長モノであるように、こちらもその変奏の要素も盛り込みつつ、しかし終盤や衝撃のラストシーンは実にハリウッド的ではない男泣き展開に、そう来るかーと。

でも、まぁデートムービーぢゃないな。

もちろんおいらはレイトショーで、一人鑑賞だよ。

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