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June 15, 2011

DRAMA

様々な要因により2001年のMagnification以来新作の途絶えていたYES。10年ぶりの新作Fly From Hereがもうすぐ発売。
Yesの歴史上実はここまで間が空いた事は無い(解散した1980年の後ですら再結成が1983年だ)。
んで久しぶりの新作はと言えばなんとボーカルがJon Andersonではないという事態発生。

Benoît David(ベノワ・ディヴィッド)なる人物がJon Andersonに代わりヴォーカリスト。てか、David Benoit(ディヴィッド・ベノワ)ってゆーベテランジャズキーボーディストもいるのでなんだかややこしい名前だわ。

とにかく、アルバムに先行してシングルがiTunes Storeで入手可能になってたので、早速ダウンロード。


「こりゃDRAMAだ!」
ってのがまずは聴いての感想。
DRAMAはJon Andersonが最初の脱退をした後のアルバムで、HoweとかSquireはどうもお気に入りらしい雰囲気はあるのだが、Andersonがいる限りはおおっぴらにはライブでやれない曲群。まあBurnを絶対歌わないIan Gillan(Deep Purple)みたいなもンだ。

勿論その伏線は色々あって、諸事情によりAndersonがYESとしてステージに立たなくなり、代役としてBenoît Davidを立てての近年のライブでは堂々とYES名義でDRAMA期の楽曲を披露し、喝采を浴びてるわけである。ファンもまあ勝手な物で、リアルタイムでは叩いたものの、今では歴史として受け入れとるって事だ。なにしろ楽曲は良かったからな。
そこで新作ではプロデュースがTrevor Horn、さらにKeyとしてなんとGeoff Downesが再加入。もちろん元Bugglesのこの二人は元Yesの二人でもあって、解散直前のアルバムDRAMAラインナップのVoとKeyなのは言うまでもない。

そんなこんなでそのBenoît Davidのボーカルによるシングルだが、声がまたAndersonというよりはなんとHornに似てるっつー。しかもその曲We Can Flyだが、実は純然たる新曲ではなくDRAMA期のツアーで既に披露されているのだ。オフィシャルでもWord Is Liveというライブコンピで当時のバージョンが収録済。

つまり今作は事実上DRAMA YESの再編という事なんであります。
シングルで言うと1分20秒過ぎあたりに出てくるキーボードリフなんかまさにDRAMA YESそのものでニヤリですな。本人だけど。不思議なモンでASIAというよりはちゃんとYES(むしろBugglesか)にきこえるっていうね。

要するに元からDRAMAも大変好物な小生ですので、わりと新作が楽しみで御座います。

追記ですが、オフィシャルで言えばBugglesの2nd,Adventures in Modern Recordingの最近の版にはBugglesバージョンも発表されとるで。


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