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May 2012

May 29, 2012

Apple TV 第三世代

子供がいるとビデオカメラの出番と言うのは勿論あるんだけど、撮ったっきりで見ないてのもありがち。
しかも我が家のTG1は言うまでもなくiPhone4ですらハイビジョンなもんだから、編集してもDVDに焼いたらスペック的には意味が無い事に。といって焼き用のBlu-rayドライブは持ってない(つかBlu-ray再生環境も無いけど)のでとりあえずファイルとして作成するしか無い状態。
それでもMac本体で見る分には良いんだけど、この手のビデオは家族で見てなんぼってところがあるからねー。

とりあえずの妥協策としてはiPadで見ると言う方法があって、実際これでしのいでたんだけど気がつけば我が家もTVがハイビジョン化してたんでこれで見ない手は無いんでありんすよ。もちろんSDカードに落として見れば済むんだろうけど、ここはやっぱりソリューションとして面白いのはApple TVでしょ。
いままではハイビジョン対応とはいうものの720pまでだったのが、この春の第3世代機はようやく1080pにも対応するようになったんで、気にはなっとったんだがー。Apple自身が"趣味"と言い切り、まったくビジネスとしては傍流でしかないようだけど"趣味"としては中々面白いガジェットではある。8800円でちょっとした機能拡張ができると思えばね。

だもんでポチッとな。

セットアップは電源ケーブルさして、HDMIでTVとつなげればあとは付属のリモコンでLANの設定するだけ。有線LANでも良いみたいだが、我が家はAirMac Extreme なので無線で設定。というかApple的には無線にしとけって事だろうし、そうでなきゃ面白くないとも言える。
あとはiCloudなり、iTunes Storeなり、ホームシェアリングなりでコンテンツを利用するだけ。LionではオミットされてしまったけどFront Rowを使った事あれば何も考えずに即使える。さすがにSDと比較すりゃ一目瞭然だけど720と1080の差は意外に微妙かも。無線経由でどういうエンコードしてるかわからんし。

ちなみにHDMIケーブルは付属してないので別途必要なのを忘れてたが。
んで予想通りMacと親和性は極めて高い(当たり前だが)ホーム向けソリューションとしてはアリといえばアリ。ただ親和性が高すぎてiTunesのライブラリが丸見えなのはちいとばかりいただけない。iPadでもそうなんだけど、家族間に壁なさ過ぎ。ホームシェアリングをONにすると、まるっと全部がシェアされてしまう...ゆーてもiTunesのライブラリって個人の趣味嗜好のカタマリじゃないですか。そのすべてを全部がさらされるってのはやっぱどうかなー。特定のプレイリストに限りシェア、みたいになりそうでならないのはちょっとなぁ〜。

HDMIケーブルもお忘れなく。

May 28, 2012

I POOH

ライブを見たノリで一気に興味が出るってやっぱりあると思うんですよ。

先日のイタロフェスでのI POOHがまさにそれで、40年以上のキャリアは伊達じゃない。プログレ的観点からではやっぱり薄味なのは否めないけど、ロクに知らない曲群でも堪能出来るほどに楽曲が良かったのもまた事実。とはいえなにぶんiTunes Storeには初期のカタログが欠如しているので、物理的に買おうとすると、まぁまぁ普通の値段なのがなァ。
ところがキャリア初期の重要盤と言われる4枚目から8枚目のアルバムをコンパイルしたボックスが4000円ちょいでライブ会場で売ってたんだけど、これなら1枚あたりで相当なお買い得。
でもライブ終了後じゃ売り切れで。

となりゃAmazonだ。
Original Album Series Vol.1てのがそれで在庫切れ...だが、良く見りゃ新品出品が3800円からときたもので。送料足しても4000円ちょいならやっぱりポチッとな。

ようやく本家イタリアから届いたのをざっと聴いてみた印象では、6枚目のParsifalも悪くないがアベレージでは邦題を"ロマン組曲"とされた7枚目Un Po' Del Nostro Tempo Miglioreが一番の出来かしらん。1曲目からベタベタのインスト(むしろイージーリスニングか)で開幕したあともひたすら哀愁の美メロのつるべ打ち、最後は10分越えの大曲で終幕と。
もっとも10分越えっても、ミドルテンポのたゆたう流れのままにって感じで、いかにもな馬鹿テク炸裂とかいう事は無いんだが、いわゆるクラシカル風て意味ではちょいとEnid風でもあるかね。


May 22, 2012

Dark Shadows ダーク・シャドウ

予告編とかCMからは現代に蘇ったヴァンパイアをネタにしたオフビートなコメディだと思わされるんだけど、見てみたらばそうでもない。
なんとも奇妙な映画で、そういやこれはティム・バートンだった。猿の惑星以来なので久しぶりだわ。
バートンと思えば納得の内容で、一般的な整合性みたいなのは放り出されているのもさもありなん。こんなヘンテコな映画を撮って許されるのも、デップと組んで製作もしてるからなのかしらん。

劇中の舞台は1970年代だけど、別に21世紀の現代に蘇ったって良いようなもんだから、これはオリジナルのTVシリーズの時代に近づけたってことなのかなぁ。率直に言って、見てる分にはざっくり現代に蘇ったヴァンパイアっていう認識でしかないので、そういえば70年代が舞台だったネ!みたいな膝を打つ感じで70年代というキーワードがそんなに効果的だったとも思えんで。
















一般的な整合性と言う意味で、観客として戸惑ってしまうのは、そもそも主人公たるデップの自業自得のドラマでしか無いという事にあって、エヴァ・グリーン扮する魔女のうらみつらみという動機がちゃんと腑に落ちてしまうっていう事だわ。
しかも、デップ復活に際してグリーンさんは未練たらたらで叶わぬ片思いでアタックしまくりなのさ。申し訳程度に魔女には心が無い的なエクスキューズが入るんだけど、そこの裏付けをほとんど描写してないので説得力が無いんです。前述の通り未練たらたらなもんでかなりかわいそうな役なの。
むしろヴァンパイアとして、フツーに大量殺戮ぶちかますデップの方が劇中の殺害人数多いんで、主人公なる感情移入がしにくい展開だったりするのです。普通の映画なら、そういうところはもう少し上手い事やって、主人公に感情移入させようとするもんだけど、妙な事に上手いエクスキューズはほとんど用意されてません。
バートン的なラストに明らかなように、これはバートン流ダークファンタジーの系譜なので、前述したような気持ち良くなるように整理されて、いろんな問題がきちんと回収されるようなフツーの映画では無いって意味では逆に納得の展開ではあるんだけど。

やや陰の薄い、本来のヒロイン枠のベラ・ヒースコートがいかにもバートン好み丸出しで、やっぱバートンは色々な意味で首尾一貫してるなー。

ところで元祖ヴァンパイアとの競演は面白かったよ。ネタとして。


余談
ファンタジーアクション大作に変貌?したかのようなスノーホワイトの予告をみたんだけども。
物語上本来美しいはずの女王をシャーリーズ・セロンてのはなかなかナイスだと思うんですけど、白雪姫の方はどう見てももっと良いキャスティングできたんぢゃねーの?ってゆー。
女王より王女が美しくないと全く説得力無い物語じゃーないですかー。セロンより上ってのはなかなかあれかもしれないですけど、それにしても差があり過ぎぢゃねいか。なんて。

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