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August 15, 2012

PROMETHEUS プロメテウス

Ridley Scottがひさしぶりに手がけるSF大作はかのエイリアンの前日談と噂されとったんだが。
SF映画史に残る重要作から実に33年とは、時の経つのは早いものである。一応一連のシリーズは4まで見てるし、例のAVPも1作目まではつき合ってるものだから、ここにきてScott再登板はなんだかんだ期待はしとったよ。
という訳で先行上映が行われとるもんで、つい見に行ってしまいましたな話。
なお、小生3Dには基本興味がないので2Dにて鑑賞。なーんとなくこの辺りで飛び出して来るのかねー、嫌ねー。ぐらいな感じで見てましたが。

宣伝コピーだと人類の起源云々みたいな話で、それがなんでエイリアン?という事ですけど、まさかホーガンの「星を継ぐもの」みたいなことになるのか?なんつー想像をしてみたり。エイリアンシリーズの前提としていくつかの縛りはあるのでそこをどううまく処理するのやら、と。
実際んところ、前日談としてつながるよーなそうでもないよーなみたいな微妙な言い方をされてたんだけど。


















で、見てみたらば確かにまっすぐには繋がらない。
その訳はそもそも舞台となる惑星が違うからで(そんなの見てる間は知らんがな)、だからあんなのとかあんなのが色々違うのねーという種明かし。

しかしてなによりも面白いかという事になると、ちょっと正直ノれなかったよ。やっぱり脚本がよくないです。
展開が乱暴過ぎかつ、色々放り投げ過ぎでないかい。
まず冒頭シーンからして意味わかんねーし。あとで回収されるのかと思ったら説明無しだもん。Wikiさんの説明でそうなのー?って感じだが、納得できんでありゃ。
まーそんなのはまだいいけど、本編がちょっとな。科学者チームがとても選抜チームとは思えないようなお粗末な連中で色々軽卒かつ阿呆過ぎ。エイリアン第一作はあくまで民間人という前提抜きでも事件の起こりはそんなに不自然さは感じないけど、こいつら装備もそろってるプロなのに徹頭徹尾事件が起きてあたりまえじゃーという大バカ行動ばかりなので、事件を起こさねば映画にならんというウソが先に立ってるのはいかがなものか。ある程度は行動に正しい手順感が無いと、湖に集う若者ども(aka馬鹿者ども)じゃないんだからさー。
まあ一切説明の無いファーストコンタクトの不幸っぷりなんかはこの際目をつぶってもいいけど。
アンドロイドの行動にもどういう意味があるのか、とにかく出てくる連中の行動原理がいちいち謎なのです。SFの場合、特にこういうのが一番頭にくるんだよなー。
表面的にはシリアス路線なんだし、もうちょっとうまく見せてほしいのよ。実際の作品はシリアスというよりは完全に見せ物映画だった訳だが。

結構生理的にいやぁーな感じのぐろぐろも続出するので、苦手な向きは覚悟してくださいな。手術シーンの無理矢理っぷりたらないですよー。

ちなみにあるシーンでJerry Goldsmith作のテーマが流れますが、オリジナルリスペクトとはいえそんなに効果的でもなかったりして。

追記
Goldsmithの引用はTrack18だけど本編での引用とは違ったような気もする...
印象にのこるのはむしろ2曲しか無いHarry Gregson-Williamsの曲だったりして。でもこの曲から受ける印象の作品では全く無いので騙されないように。
というかALIENというのを打ち出してない予告等につられて見てしまう人が意外に多いみたいで、ぐろげろな映像に引いてるらしいよ(笑)。33年も前じゃ無理も無いかー。
映像から分かる人には分かるし、分からない人はそれなりに引っ掛けてるという事で宣伝としては上手い事やってるって事だーな。実際はちょっぴり"覚悟"がいる映像作品なのだが、それが分かりにくいので
...被害者がでると(笑)。

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