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August 09, 2012

ダークナイト ライジング The Dark Knght Rises

リスタートしたバットマン三部作完結編。Risesがなぜだかライジング。
と言っても、ビギンズは見てないしダークナイトは劇場には行ってないぐらいのスタンス。当シリーズはこの手の話にしちゃ上映時間も長めで今作ではついに165分の長丁場。シリーズが進むにつれて大風呂敷を広げすぎなのはこの手の話にゃありがちだが、今回は少々やり過ぎか。
スケールはでかいけど話は小さいみたいな変なバランスなんだよね。
前作で映画を喰ってたジョーカーのような存在がいないので、相対的にバットマンの話にはなってるけど。ちょっとディテールが雑かね。こっちもアメコミってこんな感じ?みたいな雑な考えで見てるから、ぼんやり見てる分にはなんとなく雰囲気で見てしまいますが。

















ディティールが雑というのはあげるとキリがないが、まんまニューヨーク1997な設定が出現して後は特に。というか上映時間が長いわりに、とにかく状況を説明する描写が全くと言ってよいほど無いので、ゴッサム(ニューヨークなのは明らかだけど)の状況が良いのか悪いのかすらピンとこないのよ。
数日間の出来事というならまだしも、劇中時間は結構長めなのでね。
警官はほとんどいないはずなのに秩序は意外と守られてる感じで、もっとカオスになるのかと思いきや結構普通に暮らしてるし、特に女性は化粧品も行き届いているらしく、みな身綺麗にしとるしなぁ。
閉じ込められた警官達もどうやって生きているのかとか。
そもそも話の背景の一つである「デント法」のなんたるかも説明が無いのでぼんやり「偽りの正義」とかいっても何が問題なのかが伝わってこない。でてくる囚人も「いかにも」な連中が多いので冤罪の助長という風には見えない。

警官狩りなんて台詞もあったけど制服着てなくたって、自宅襲撃されないのかよとか...etc。ご都合主義にしてももうちょっとなんとかねぇ。
そもそもベインのやりたい事がなんなのかよくわからんし、特に市井の人々の描写が皆無に近いのは困ったもんだ。ベインの言う「希望」も何の事やら。
終盤の警官隊の対戦相手はいったい誰なのか?解放された囚人だけなのか、一般市民も混じってるのか不明です。対決の構造として一般市民が混じってるのか混じってないのかは映画に対して大きく影響するポイントだと思うんだけど、何の説明もありません。
徹頭徹尾ぼんやりした雰囲気だけなんだよなー。
そんなつもりはなかったんだが、なんか色々あげつらっていくうちに「踊る3」級の駄目映画に思えてきたのは気のせいか?。おかしいなぁ(笑)。

にしても終盤のクライマックスはをぢさん的には仮面ライダーV3を連想しないではいられない。まんまカメバズーカじゃないすか。なんてな。

にしても全二作と違って、今作では単独で音楽担当してるHans Zimmerだが、ダークナイトのテーマとも言えるたった二音のフレーズってほとんど発明だなぁ。レー、ファーってやつね。なんかこの二音だけで高揚するもんね。

しかしAnne Hathawayは目も口もでかいなー。よかったけど(何が?(笑))。

The Dark Knight Rises (Original Motion Picture Soundtrack)

The Dark Knight Rises (Original Motion Picture Soundtrack)
[Deluxe Version with 3 Bonus Tracks]

Dark Knight Rises


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