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November 13, 2012

弦でがっかりと言えば

ヤマトコンサートの件に続けてですが。

交響組曲宇宙戦艦ヤマトというと、サントラ界に(厳密にはサントラでは無いのだが)おけるエポックメイキングな名盤。
こんな企画を立てて通してしまったと言う意味ではなんだかんだ言いつつも日本におけるサントラ事情への西崎Pの功績というものは凄いものがある訳で、人物としての毀誉褒貶はともかく音楽に対するこだわりは本物だったと言ってよいのではないか。ヤマトにおいては何をおいてもまず主題歌を依頼するところから始めたなんて話もコンサートで聞いたしな。
で、交響組曲のリリースは1977年の事でございますが、小生は最初FM東京のCMで聞いたのが最初。その後やはりFMの番組、小生と同世代のサントラファンにはおなじみ関光夫氏の番組(どうでもいい話ですが小生、関氏の番組にギャラクティカをリクエストしてかかった事あります)で「序曲」をエアチェックする事になり、ノックアウト。
これはどうしたら全曲聴けるんかと。アルバム買えって事なんだけど、そんな事すら分からないガキでした。んで、その後しばらくして、確か友人にアルバムを借りたんじゃなかったか。結局は自分も入手して(買ってもらって)かなり聴き狂ったような。
これを契機に我が国のサントラ界に組曲ブームが巻き起こり、交響組曲以外にも色々なんとか組曲が雨後のタケノコのようにリリースされまくったんだな。

ちなみに世はSFブーム、ヤマトブームではあったけど、実は小生諸事情にて最初の劇場版もさらば〜も、当時観る事は叶わなかったのであります(というか今に至るまでヤマト映画を劇場で見た事無いな)。映画は見られないが、せめて音楽は聴きたしという事でそっちに傾倒したあげく、他にもいくつかきっかけはあるのだがとにもかくにもサントラファンになってしまった訳だ。

ところでサントラという括りほど音楽的にでたらめなものは無いわけで、純粋なクラシックから、ロック、ジャズ、ディスコと何でもありなのが実態。
ごった煮のジャンルを良い悪いだけで、聴き狂った事で雑食性となり後のプログレ狂いに至るのも宜なるかな。

さて1977年というとプログレ最盛期の末期とも言えるがこれが宮川泰にどの程度影響していたかは何とも言えない。だけどオーケストラに加えリズム隊はもちろん、EGも入れての編曲は結果的にシンフォロックそのものだった訳だ。
ただし曲調やらメロディには宮川流ロマン歌謡といった側面もある訳で今にして思えばこれは和製シンフォプログレ?当時交響組曲といいながら、オケのバックで普通にリズム刻んだりしている事に小生も「なんだか斬新。かっこえー」と唸ってたような次第。
だもんでやっぱり先のライブでは弦が無いのが不満。しつこいが。

もう一つその件で思い出したのが、サントラ界におけるW大野の片割れ大野雄二(言うまでも無いがもう一人は克夫)。
代表作はやはりルパンになるけど、最近はYuji Ohno & Lupintic Fiveといった名義でやっててライブもしばしば行っているようでありますが5年ぐらい前かね、30周年記念のコンサートがあって、これについては開催自体を知らなかったので現場には行っていないのだが、ソフト化はされているので見たんですよ。
このときの名義はYuji Ohno & Lupintic Sixteenということでビッグバンドスタイル。これがねえ、やっぱり弦が無いのが不満だったんだよなー。
大野雄二というとやっぱりYou & The Explosion Bandという名義でさ、あの特徴的な流麗なストリングスを鳴らしてる数々の名曲がある訳で、元々ビッグバンド編成なLupin Ⅲ '80はともかく'78はこれじゃないんスよって感じ。
元々ジャズの人だから、ライブという観点からは弦セクションには興味ないんですかねえ。
ネタとしてはルパン以外も色々ある人なので、ぜひとも弦を入れて棚卸しコンサしてくれんものか。

なんやかんや歴史的アルバム。ジャケも良し。

ルパンものは色々あるが、大野雄二ならやっぱりExplosion Band。

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