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April 21, 2013

ヤマト2199 TV放送開始

ソフト化や劇場公開が先行していたリメイクプロジェクトが、TV放送が始まったってんで、かつて夢中になったおぢさんとしては見てみるかと。
娘の年ぐらいに初作は放送開始だから、感慨深いものもあるね。まあ同じ日曜で言えば、自分が娘の歳には既に見ていた「サザエさん」を同じ放送枠で一緒に見ているという事実の方が信じがたい話ではあるのだが。

それはともかく2199だ。
好みはあれど単純な絵のクオリティといった点では、リメイクに軍配が上がるのは大方当然。それにあのままじゃいくらなんでもだし、現代的に旧作の矛盾点とか滅茶苦茶な点を整理したいというのもよくわかる。根本的に水上艦船に偽装てのが無理筋だが、さすがにそこはアイデンティティなのでこれ直すともはや作品が成立しない。そこは言わない約束で無理矢理だけどカタルシス優先。バトルシップと同じや(笑)

だけど一方で演出ってのはただ絵をなぞれば良いってものじゃないってのがよくわかったりなんかして。特に二話の発進シーンのあっけなさなあ。あれはタメてタメてでしょうに。旧作においては敵空母撃破と超巨大ミサイルの撃破で事実上2回発進しちゃってるんで、エピソードをまとめた事自体は正解だと思うけど、まるまるとは言わないまでも二話分をまとめた故の尺の問題なんですかねえ。
旧作では三話にあたるが、波動エンジン始動→失敗→再始動→失敗?→始動というシーケンスはいかにも昔のアニメ的なタメっぷりだが、王道でしょ。
まあ尺が無いなら最初の失敗は無し(島のドジだし)でも良いけど、始動→駄目か?→来た!っつーのはやるべきでしょうに。旧作の沖田のアップのタメタメとかこの辺は完コピでも良いんじゃね?つー話で。
メカニックの細かいディテールとか小ネタには熱心なんだけど大前提としてのドラマはあんまり興味が無いのか上手くないのは最近の傾向か。

あと大人の事情かなんか知りませんが、主題歌はドイヒーな事になってますなー。いささか古風にすぎるんで多少のモダン化狙ってバンドアレンジにした事自体はそんなに悪いとは思わないけど、歌の方は大人数による合唱の体だが、やっつけ仕事過ぎ。ささきいさおメインでバックコーラスかと思ってたら、全編ほぼユニゾン(しかもなんとなく素人臭くなってるし)、これだけ人数そろえて曲のキモたる「あ〜あ〜」も無しとかてアホかと。女性陣の声が相対的に目立つので、旧作の香り立つ男の浪漫感とか悲壮感、勇壮感はやっぱりオミットされちゃうしねえ。
せめてものリスペクトとして一箇所ぐらいはソロいれるとか、ほんの少しでもささきいさおだけフェーダーあげるとか、それやるだけでもずいぶんと印象は違ったと思うし、オリジナル歌手なんだから理由はつくわけで。

オケは厚いはずなのになんか軽い(弦の高音成分がミックス低めなので悲壮感に欠ける)とか、声がなんだかんだ変わってるとかでオリジナルと比較すればなんだが。

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