« 浦安30周年 | Main | 風立ちぬ »

August 14, 2013

パシフィック・リム

巨大怪獣と巨大ロボットのガチンコというまったくもってアレな感じを、正面切って実写映像化したという一点だけなんですが、これやられたら見ざるを得ないよな。

んで感想はと言うと、ちょっと乗り切れない感じでしたかね。
予告編見た以上の斜め上感が無くって、良くも悪くも期待通り。
ロボの操縦がジャンボーグA方式なのも理屈っちゃ理屈だが、歩くところとか絵的にちょっと間抜けなのは否めない。戦いが基本殴る蹴る?の格闘戦なのももう一つ熱くなれないところ。スーパーロボ的な外連味に欠けるのよ。どうせバカやるならここは無駄に熱い必殺技を繰り出してほしかったね。一応光線技もあるんだけどいささか地味でね。
タメとその解放という見栄と外連というのはやっぱりハードルが高いか。
主要なバトルシーンが夜ってのも画面を見難くしちゃって残念無念。やはり太陽の下で戦ってほしかった。

そうなっちゃうと気になってしまうのがストーリーってことになって、世界の危機に対する切迫感が無いっつーか、他に有効策が無い状況下で意外と主人公達の立場が弱いっておかしくねーかなぁ。もっと盤石のバックアップ体制があってしかるべきシチュエーションなんだけど。
登場人物のキャラクター至上主義的な弊害っつーか、博士コンビも毎週見るテレビシリーズなら楽しいんでしょうが、2時間の映画じゃ対立軸に必然性が無くてちょっとウザい。
戦いは何年も続いているのに研究チームがこの二人しか出てこないというのもちょっと飲み込めないし、だいたい重要な作戦であるはずのサンプル入手を護衛も着けずに博士一人におしつけるとかあり得ません。
つまるところ多少変なところがあってもこれがあるから全て許すみたいなレベルまでは行かず。

ちなみに本作は本多猪四郎とハリーハウゼンに捧げられてますが、これだけリスペクトされていても肝心の日本の描写はあり得ない看板ばかりでやっぱり微妙。そういう意味では我々が分からんだけで香港の描写も微妙なんでしょうかね。

そういえばクレジットを見るとも無く眺めてたらThanks to にキャメロンとクローネンバーグの名前が出て来てまして何に対する謝辞なんでしょうね。キャメロンはともかくクローネンバーグってのが意外ですぞ。

もしかしたら吹き替えの方がノれたのかなー。

« 浦安30周年 | Main | 風立ちぬ »

「映画・テレビ」カテゴリの記事