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September 05, 2013

2199 第七章

ほぼTV放送が追いついちゃったので先行上映を見てみたりして。
マン・オブ・スティールにしようかなーとか思いつつ、どうせ新宿まで出るついでなら近場でも見られるマン・オブ〜は後回しにするかと。

総じて言えばまあどう作ったところで、万人が満足するようなものにはならない事がわかりきってる中、平均点としては合格だったんじゃないでしょうか。
個々に見れば脚本が説明不足だったり、演出も凡庸なところが目立ったりてのは否めないけどそこも含めて平均点。良く言えば?中庸ってことです。それでもリメイクものとしてはまずまず成功した部類とも言えるんじゃないかね。

そもそもが無茶にすぎる旧作をなんとか耐えられるような内容にという苦労は凄い忍ばれまして、それは何つっても宇宙戦艦単艦で無双してしまうところだがそこをなるべく押さえつつ。
それでも主役補正で敵の攻撃のあたらねー事ったらないんだけど、ここはもう地球人が宇宙広しと言えど最強の戦士と思うしか無いわな。たぶんガミラス基準からすると艦砲や戦闘機の命中率や、回避運動が異次元のレベルなんでしょう。

ところで74年版はSFアニメとしてはそもそもは巨大ロボもでない、かなり渋いものではあったが、それでも妙な描写はいっぱいあってこんなもんSFじゃねーよ的に散々クサされたものでもある。
一つにはTV版の2以降で制作側の商売っ気によってパラレル化して延々続編が作られ続けたという往生際の悪さとも相まってというのは否めない。
しかしSFかどうかは置いといてセンス・オブ・ワンダーには溢れていたと評価すべきなのが現在では公平なんじゃないかしらん。
水上艦がそのまま宇宙船ていうそもそものところとかさ。
実際んところ今回のリメイクでイスカンダルに着水、航行するシーンの絵面はやっぱり良いものだよ。登場人物にも「やっぱり船は海の上だな」みたいな事までわざわざ言わせてるし。

んで74年版で当時嘲笑の的の一つだった七色星団戦での描写でガミラス空母からの発艦シーンで戦闘機が甲板からしずむってのがあったんだけど、わざわざ凝った描写ではあるのだが、宇宙空間だろうが!みたいな話でね。スタジオぬえあたりが、WWIIのパロディとしてわざとやったんです!とか苦しい言い訳してた記憶がありますよ。
んでリメイク版はどうなったかというと、むしろ積極的に正面切って完全に海戦として描いてましてね。ヤマトったらこうだべ!てなもんでいっそ清々しいという(笑)。

今回の改変で一番よかったのは最後の波動砲でしょうかね。旧作とはかなり異なるシチュエーションでの使い方に今回のリメイクの一番の肝を見たというか、制作側もこれだけはやりたかったって感じでしょうか。その分割り喰ったのは残念ながら総統ですが、まあ元々1作目は完全に敵役だししょうがねーか(笑)。今じゃ2作目以降のイメージがあるから何だけど。

ちなみに制作側はなるべく続編を作られないように設定を仕掛けてますが、まあどうなりますかねえ。結局やるなんて事になった場合、他人に反故にされるぐらいなら...みたいな事はあるやも。

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