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September 12, 2013

MAN OF STEEL マン・オブ・スティール

リターンズは見てないんだけども、無かった事にされてしまい最近流行のリブートとして再製作。
ヤマト2199なんかもそうなんだけど現代的になるべくおかしくなく見えるようにアップデートしてみたって感じで、それが成功してるかどうかとか、それ以上の何かがあるかっつーとどうなんでしょうみたいな体ではあるんですが。映像としてはガチンコ大破壊格闘シーンは迫力あったし、終止歯を食いしばってしまうくらい。基本肉弾戦なのでやや単調ですが。

しかしクリプトンシーケンスは(アバターみたいなシーンはどうかと思う)、設定上ゾッド将軍は戦士として生まれ、ジョー・エルは科学者として生まれているはずなのだが、なにしろ演じてるのがラッセル・”グラディエーター”・クロウなもんで強そうに見える…というか実際ほぼ互角に戦ってるって、設定崩壊してるじゃねーか!と突っ込みたくなるよね。
ケヴィン・コスナーは養父を好演して、別れのシーンの抑制ぶりは見せ場でした。養母役のダイアン・レインは老けメイクもしてるってもあまりの変貌ぶりに誰だか正直わかりませんでした。クレジットでキャスト見て驚いちゃったよ。
でもって今回も(笑)ロイス・レーンにもう一つ華が無いですなー。系統で言うとキルスティン・ダンスト系でメリケンじゃあこういうタイプが良いんですかねえ?
小生的には敵役のアンチュ・トラウェさんの方がよほどの大美人で華がありましたがねえ。アイアン・スカイのユリア・ディーツェさんも良かったが、今はドイツ系が来てるンかいな?

ドイツ系と言えば音楽はハンス・ジマー、バットマンと同じくミニマムな感じに凝ってるのか動きの少ないメロディでテーマを構築してます。ちなみに今回は78年版のテーマは無視。今作の重たい作りには結構マッチしてたと思います。












賛否が分かれるのはやはり最後の対決の結末だろうなあ。アメリカンヒーローってのはダークヒーロー系に例外はあるけど基本的には「殺し」はしないってのがあって、ましてやスーパーマンはその筆頭にして代表。だからまあ相手が自滅するとか事故的にくたばるとかはあっても直接手を下す事はなかったんだな。それこそ最大の御都合主義ではあるのだが、今作ではそこを踏み越えましたんで。
小生今回は必ずしも否とはしないが、でもこの手はやっぱり毎回は使えないよな。いくらなんでもスーパーマンが毎回相手をぶち殺しておしまいってのはそれもまたどうなのよって話で。

ところで今回、割とゾッド将軍が良い奴なんですよね。良い奴って言うと語弊が無くもないが地球人の命はどうでも良いと思ってるけど、クリプトン再興には真剣であってある意味では共感もできる性格付けなのは単純に悪い奴!てよりは良かったですよ。その分78年版的な痛快さは無いけど。
しかし我々が見るとどうにも水道橋博士っぽくて困った。ここは旧作のテレンス・スタンプに軍配です。

だが基本的に地球人視点でみると、クラーク本人の意思はどうあれ事の原因はやっぱりクラーク。迷惑なので頼むから他所でやってくれねえかな〜と言いたくなるストーリーにはちょっと根本的に問題ないかね。

噂じゃ次回作はバットマンと競演だとか。今回ドナー&レスター版で言えば冒険編までのリメイクだけどレックス・ルーサー要素だけは皆無なのでやっぱり出てくるんでしょうかねえ。

最近のサントラってメインテーマとか愛のテーマとかエンドタイトルとかどーんとクレジットされてないのが多いもんで選曲し難いのがちょっと嫌。

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