« March 2015 | Main | July 2015 »

June 2015

June 21, 2015

MAD MAX: FURY ROAD 怒りのデス・ロード

ある種の映画史に残る大傑作、Part2(実質的にはキャラクターのみ共通の別作品と思うが)の世界観を引き継いでおよそ30年ぶりの続編というかリブートというかとにかくその名を聞いたら観ずに死ねるか!ちゅー感じでMAD MAXが還ってきました(とか言いながらPart3は劇場で観てませんが。後TV放送で観たけどあまり感心はしなかったちょっぴりショッパイ出来)。
個人的にもPart2はオールタイムベストに入れるに吝かでないもんで、今回の新作は期待しまくりにて公開早々に参上でござるよ。
主演は今やハリウッドの問題児となったメルギブからトム・ハーディに交代したけど監督はジョージ・ミラーがそのまま登板。
何しろ積もり積もった30年は伊達じゃない。
齢70にして過去最狂のビジュアルイメージにくらっくらしながらの120分。文字通りに火を噴くエレキギターとか知能指数0な感じが最高にヒャッハー過ぎですね。
とにかくゴーインなまでにひたすら力任せでほぼ全編逃亡と追跡に終始という凄まじさ。そんなんでストーリーは?と思う向きもいらっしゃるでしょうが、えーっと有るような無いような...そんな感じです。
例えて言うとウチ出かけて帰ってくるまでの話っつーか......えっ?

そもそも主人公の紹介も無いし。みんな知ってるから良いだろ?みたいな監督のドヤ顔が見え隠れ。とはいっても監督、30年振りですよ?さすがに知らないヒトも多いんじゃないですかねぇ。
というか紹介がないのはマックスだけでなくその他の皆さんもなんですけどね。もう空気で察しろ的な。セリフによる説明過多な奴に慣れてるとさっぱりなんだかわかんないんじゃないですかね。ウィキさんとか見るとキャラ設定とか背景設定も色々あるみたいですけど、劇中では語られないもんね。いんだよ、細けーことはって事ですね、監督!
実際んとこセリフもすげー少ないんじゃないかな(マックスのセリフもたぶんPart2なみに少ない印象)。ひたすら絵で語るという、劇中の知能指数は低いけど、製作側には技量が必要ですよー。実際絵面のバカさに反比例して演出は素晴らしく、マックスとフュリオサが当初は(当然だが)敵対していながら、いざ戦いが始まるとお互いの技量を見抜き、何も語らないのに共闘する際のコンビネーションが抜群だったりするあたりの描写とか痺れるね。

事前にすでに次作もあるとか、三部作になるとか聞いてたもんで結末どうなることやらと別な意味でもハラハラしとったが、一応この一作でもダイジョーブでした。

歴史を作ってしまったPart2はもう「殿堂入り」にして「別格」としか言いようがないが、今作は今作でサイコーだったのでとりあえずこの調子でやってくれれば、次作もヒャッハーとイケそうですね。

追記
しかしよくわからんのは何で今回R15なんですかね。わかりやすくヤバい描写とか全然なかったように思えるが、どこでどうなったんだか...一番直撃してほしい世代なんだけどナ。

« March 2015 | Main | July 2015 »