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December 07, 2015

KING CRIMSON 2015 12/07 初日

Fripp引退宣言によって、その歴史に幕を閉じたかと思いましたが、なぜだかカムバック。およそ12年ぶりの来日公演であります。ところはオーチャードホールなんて格式高ーい感じ。開演前のBGMは多分サウンドスケープ。

裏King Crimsonとして活動していた21馬鹿バンドのメンバーJakko JacszykとMel Collinsを表に取り込んで発表したKing Crimson Projekctからの発展と思っていいんだろうが、Bill Rieflinも新たに加えたトリプルドラムで過去最大人数の7人体制。ステージではドラムセットが3セット最前列に並ぶというね。ちなみにRieflinは要所でキーボードも兼任してました。

事前に発表されたLive At The Orpheumは聴いていたけれどもあとはあえて情報を特に得ていなかったので、1曲目は何でくるかと思っていたら、まさかの戦慄Part1。これはかなりつかみはOKって感じでしたかね。

続いてのPictures of a CityはともかくEpitaphまで来ると21馬鹿バンドでやってるもんで勿論こっちが本家っちゃその通りだが、Jakkoのヴォーカルだもんで何が何やら感も正直ありましたぞ。
特にほぼ弾き語りのPeaceとかはやる意味あるんかなーとか思ったり。一部を除き頑なに過去作を封印してきたFrippがどういう心境の変化か。つーかFripp翁の影薄いのが気になるったらありゃしません。これが老境というものなんでしょうか。

今回初めて見た人はこれがKing Crimsonかと思うのかもしれませんが、昔はこんなにサーヴィスしてないんですから!

どうにも自分の中で21馬鹿バンドとの折り合いをつけるのが意外と難しかったのは意外っちゃ意外。
戦慄1&2とかはその後のメタルクリムゾンとも相性良いんで良かったんですが、初期作の叙情路線は何かコピーバンドみたいでなぁ。そりゃStarlessの単音リフをFrippのギターで聴けたんだから感慨はあるけんども。

本編をそのStarlessで締めて、アンコールに宮殿が始まった時点で、今回も21馬鹿は無しか…と半ば諦めたんだが、Mel Collinsがフルートからサックスに持ち替えたと同時にあのノイズが流れまして、小生知る限りでは本邦初解禁の本家名義による21馬鹿。

まあ客観的に言えばこれで文句つけるのはおかしいとは思うんだけど、トリプルドラムも新曲の現役感も良かったしさ。しかし一方で懐メロバンドには決してならなかったのが今まで見てきた本家な訳で正直違和感はある。
まあ表と裏が合体したようなもんだから、それもまた宜なるかなということで。

あとTony Levinがほぼ素直にBass弾いてたのは珍しいかと。Stickはほとんど出してなかったような。

ちなみに本編終了後にTony Levinがカメラを持ち出した時だけは写真撮影OKだったのですが、アンコール始まっても撮影するのは本当にやめた方がいいと思います。偏屈Frippが機嫌損ねて演奏中止になるかとヒヤヒヤしましたよ。今日は大人の対応でやってくれたけど、マジで常にそうとは限らないよ、翁は。まあ小生はもう行かない(行けない)から良いんだけど。

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