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November 2018

November 21, 2018

ボヘミアン・ラプソディー

言わずと知れたQueen、というかFreddie Mercuryの評伝映画。
どうやらなかなかの絶賛公開中らしいです。

Rock聴きのはしくれとしてもちろん聴いてはいるが、リアルタイム世代でありながらFreddie存命中は実はフラッシュゴードンが最初の認識、というのはサントラファンあるある?である。
だいぶ後プログレに狂う訳だが、となればプログレ耳にも充分に引っかかる楽曲群を持つQueen であるからして、無論嗜みの一つ。
ではあるが、前にも書いた通り全アルバムを網羅するほどでは無いぐらいな。初期は網羅しつつ、後期はGreatest Hits II+Innuendoてな感じ(没後のMade In Heavenは別として)。

んで映画だが、バンドのサクセスストーリーとその裏で進行する悲劇、そして訪れるクライマックス…というじつに真っ当に王道の作り。
だがそれが良い。

良くある作り話のようだが、脚色や想像はあるにせよBased on a True Storyなんだからその意味では骨子としてはイチャモンのつけようが無いわけで。
骨子、というのは散々言われているように、史実とは異なる時系列ではある故だが、しかしそここはあえての作り。何しろ製作陣にBrian MayとRoger Taylorが名を連ねているので、史実とは違うがある意味公認。時系列は違うけど、事実上もしくは精神性においてはまるっきりの嘘ではないよぐらいな感じで捉えても良いのではないか。

何と言ってもクライマックスのライブエイドの完成度よ。ここは歌詞が訳されることで、史実とは違う故のその歌詞と心情のシンクロたるや、ライブ再現という名のロックミュージカル。日本限定かもしれないけど訳詞がまた良い具合に訳されているのが効果的なんじゃないかしらん。ミュージカルも好んでいたであろうFreddieも満足しているのでは。
実際のライブエイド見ればなんて声もあるようだが、前述の通りドラマ的に演出されたこちらはこちらとして観るべき。流れ的にカットしたと思しきCrazy Little Thing Called Loveとか、逆にあっても良いけど劇中で曲がかぶるのであえてカットしたWe Will Rock You、逆に最後にここで使うためにWe are The Championsを途中で見せなかったとか編集の妙ですわ。
実はフルバージョンで撮影しているらしいんですが、これはソフト化の際にボーナス映像であるかもね。

エンドロールのThe Show Must Go Onなんてベタ過ぎな選曲だけど、じゃあ他になにがある?
この名曲故に退屈になりがちなエンドロールも堪能できちゃうよ。

それにしてもあらためて良い曲が多いと感心。今さらながら偉大なバンドであると痛感。
鑑賞後にサントラ(おなじみ20th Century Foxファンファーレ by Queenも収録)は勿論、未入手だったオリジナルアルバムもiTunes Musicで確保したのはいうまでもないのであった。
こりゃ何度目かのQueenブームが来てしまってもおかしくないですぜ。

バンドメンバーは皆激似であったが、実はいちばん似てないのがFreddieだったかも。なんて。

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