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December 18, 2018

King Crimson in Japan 2018

年の瀬。
控えめに言って最高だったKing Crimsonだったわけですが、ほぼ3年ぶりの来日にて処も同じオーチャードホール。
基本スーツに身を包んだ英国紳士連(アメリカ人もいるけど)の出で立ちも変わらず、長く続いてる現ラインナップだが、正確にはJeremy StaceyがDrに座って、Bill Rieflinがキーボード専任になった8人編成。キーボード専任メンバーが存在するのは長い歴史の中でも現行ラインナップになってからではないかい。
相変わらずの日替わりセットで前回ツアーでは外されていた80年代曲もいつもまにやらレパートリーに加わって、まさに今は全方位的なKing Crimsonなんであります。

それにしてもジャパンツアーは北は北海道から南は九州まで1ヶ月近くも続くんだぜ!まるでEric Claptonか!みたいな。

追加公演の前半も1回ぐらい…と思いつつまあまあお高いもんで、結局行かずにようやく参加となった17日だが、初手からDisciplineですでに満足。ついでCirkusやらLizardやらで、これでお終いでも納得してしまうほどのセットリストにさらに満足。Fripp翁のロングサスティーンギターも絶好調だ。さらにOne More Red NightmareにRedと2015年は確か聴けなんだ曲が来て、前回の補足ですか?状態。後でFallen AngelとStarlessもあったので実質アルバムRedがコンプリートな日だったような。

本当にねえ冥土の土産に全レパートリーをライブで再現するつもりなのかね翁は。いや最高なんですが。やってる事は懐メロバンドと言えなくも無いが、生で聴いたらあーた曲の生命力がやはり物を言いますよね。うん。ひいきの引き倒しを承知でこれは懐メロなのではなく、正しくクラシックなのだと言いたい。
ちょっと前半ベースが聞き取りにくかったが、休憩挟んだ後半はそれも解消されてサウンド面でも鉄壁のアンサンブル。

前回から思ったが今やすっかり古参となってかつてのBrufordポジションとなったMastelottoだが、実際随分と風格とインテリジェンスも身にまといドラミングも進化して、トリオドラムは視覚的にも面白く、キーボードも駆使されるはMel Collinsが管楽器担当するはでBruford好きな小生ではあるもののダブルトリオ時代を完全に凌駕したと言っていいのではなかろうか。

唯一Jakko Jakszykのヴォーカルだけが弱いと言えなくも無いが、 Lake,Wetton,あるいはBelewといった面々に比べるといかにも中庸ではある。が現在の全方位型KCにおいてはその中庸性が逆にメリットでもあると言えなくもなかったりして。

未入手だったLive in ViennaとかMexicoを入手に走る程度には熱が上がりましたぞ。

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