音楽

August 17, 2019

機動戦士ガンダム シネマコンサート

本当にサントラファンには良い世の中になったもので、単なる劇伴を東京フィルがコンサートプログラムとしてオペラシティでやったりするわけです。これはまあ毎度思うのはプロヂュース世代が我々世代になったのが何気に大きいと思っているのだが、要するに、「自分が聴きたい=ニーズがある」というのを建前に金を引っ張ってこられるって事なんですな。

で、ガンダムだ。編曲・指揮は服部隆之で劇場版第1作のシネマコンサートがあるというので、08/16夜に急遽参戦。

以前渡辺岳夫作品集のコンサートがあり、その時にガンダム関係も演奏しているはずだが、それは行かなかったので、今回ガンダムだけとはいえオケのグレードも上がって勝手に補完気分であります。もっともガンダムは作編曲のコンビとしては長い松山祐士との共作で、実は主要楽曲がおそらくは松山作だったりしているので純粋にナベタケ節とは言い難い?のが難しいところ。まあ作曲界の藤子不二雄と思えばってか。

08/17は昼夜の2回公演だそうだが違いは終演後のトークショー。

816日(金)富野由悠季

817日(土) 福田己津央(ごめんね知りません)

817日(土) 水島精二(ごめんねわかりません)

こうなると金曜一択になってしまうのは1st世代だから。

どうせなら御ン大の身も蓋もないであろうトークを聞いてみるかと。

コンサートとしては第1作が一番良い選択なのは、第1作だからという以上にいわゆるガンダムを代表する楽曲が流れるのは第1作だけだからなのよね。TVシリーズ総ざらえ的に。

PARTⅡ&Ⅲは劇場用新曲主体となっていったのは映画音楽的にはOKだが、反面それだけ取り出しても相対的には馴染みの薄い楽曲群になってしまうのだ。

交響詩という前例はあるものの、実際の演奏はおそらくTV/劇場版のオリジナルをはるかに超えた大編成(特に弦の数)のはずで大迫力&音量ゆえ、時に劇中台詞は聞き取れなくなりますがサントラ者としては全然OK

そしてエンディングの砂の十字架はどうするのかと思っていたら、おそらくはマルチからボーカル引っ張って、バックをフルオケという趣向でした。しかもオリジナルはフェードアウトするところを生演奏ゆえに服部隆之らしいエンディング付き。これは良かった。

しかしそれなりに長い映画本編に加えてトークショーありって19:00開演はともかく終演何時だよみたいに思っていたら、本編も途中休憩入るわで結局22:00ぐらいか。

その本編終了後のトークショーはサプライズで森口博子も御大と手ェつないで登場。助平爺ィめ!。50代とはいえ御大から見りゃ小娘同然ですから。

40年前のつぎはぎ映画なんて見てられない」と自虐は旺盛でしたが、観客へは感謝に徹して悪態なかったのは若干残念(笑)。しかし見事に観客層に若者が少ないのであった。トークショーで興味深かったのは編曲担当の服部隆之曰く、楽曲中で聞かれる特徴的なシンセはかの松武秀樹の手によるものだとか。色んな仕事あったんですなー。そういう話もっとくれ。

 

May 21, 2019

AREA / ARTI & MESTIERI ジャズ・ロック・レジェンズ 2019

毎度お馴染みクラブチッタのイタロ招聘ライブ。今回はJazz Rock Legends Vol.1と銘打って(Vol.2があるかはさておいて)CRAMPSレーベルの双璧2バンドのジョイントライブ。

例によって?日程的に仕事とモロ被りと思って諦めていたのだが、これまた間隙を縫うことに成功。

ARTI~は今回で4度目の来日らしいのだが、実は参戦は初。

Furio ChiricoDr)の手数がすごいことで有名ですが、実際すげえ手数王。見た目の若さも相まって元気一杯。

初期ARTI~には不可欠なヴィヨロンで参加のLautaro Acostaも弾きまくりでインストに徹した今回の編成(ARTI & MESTIERI Essentia という名義だそうな)も満足ではありましたが、未発表曲というか新曲多めで耳馴染みのない曲が多かったような気もする。とはいえ初期2枚の主要曲はもちろん披露されましたが。

とはいえやはり今回そもそもライブを見たいとなった理由はAREAである。AREAは3度目の来日となるのだが、今回はついにVocal入りのラインナップ。なんつっても初期AREAといえばDemetrio Stratosの個性的なVocalの存在感といったらないわけですが、ご存知の通り1979に夭折。

だもんで活動再開後のラインナップは知る限りではVocal抜きのインストグループとしてのAREAだったわけだ。

しかし今回Area Open Projectと銘打って女性VocalとしてClaudia Telliniを迎えての再編。GtPaolo Tofaniは抜けてしまったが代わりのGtを入れることなく、キーボードトリオ+Voという攻めた編成。

Stratosの再来などそう簡単な話ではなかろうなので、インストバンドで活動していたのも宜なるかななのだが、再現無理ならいっそのこと女性でというアイデアだったのかもしれないが、女性としては低音ヴォイスなのも(加藤登紀子系的な?)あいまって結果的にこれが見ン事ハマった。イタロとは言うもののAREAはヴァルカン風味が強いわけですがそこも含めて最高

いや~21世紀にもなってLuglio, Agosto, Settembrenero)がライブで聴けるなんてねぇ。

とにかくバンドのノリがすげー良くて最高でした。Patrizio FariselliKeyが滅茶苦茶上手いのでギターレス全く気にならず。むしろそれで良かったといっても過言ではない。シンセソロをあそこまで歌わせられるのはすごいです。

最後は両バンドのキャリアでも初めてと言うジョイントセッション(曲目はなぜかジミヘンとザッパ)で締めて大盛り上がりで終了。休憩20分ありとはいえほぼ四時間ですから、まあこの内容で¥13,000なら結果的には納得価格。

このJazz Rock Legendsシリーズって続くのかねぇ。

Brand Xとかどうですかねえ。もう主が引退してるんで再編は無理なんだけどこの際トリビュート編成でも良いからBrufordとか観てえなあ。

February 25, 2019

YES 50周年 東京最終日

Yes 50周年のジャパンツアー東京最終日に参戦。

50周年て。素直に凄いよね。
小生の初Yesは実はかのABWHなんですが、そこからだって余裕の四半世紀越え。マヂか〜。
当時衰えが見えるなんて言われてたHowe爺が今も一番元気に活躍しとるとは。というか当時のHoweてばまだ40代前半。今にしてみりゃ衰えてねーよ!、今も昔もHoweはHowe!
まあ確か記事はキーボードマガジンだったと思うので相対的にWakemanアゲ故の事でもあったけど。最も実際当時のWakemanときたらキレッキレも良いところでYesもプログレも関係ない?文脈でニコ動で「神キーボード」ってネタになってるぐらいだから確かに凄かったのは間違いない。来日公演でもあのまんまでしたから、口アングリですよ。

しかし世の中何があるかわからんもんで、今回のライブのチケ、早々に最終日の3rd再現セットを押さえたものの、昨年末の時点で当日の出張が決まってしまい、無駄確定。
ところが今年になって頼んでもいないのに客の都合で、日程変更となり無事参戦可に。
あとはもう世の中的にはインフル罹患とか無いように祈るばかりだったが、なんとか体調崩す事もなく。

さて前振り長くなりましたが、今回の公演非常によかったです。何しろHowe爺がHowe比でなんだか凄くキレが良くって。レア曲披露(ParallelsとかSweet DreamsとかNo Opportunity Necessary〜等々)も嬉しいし、それでいて初手からClose To The Edge、第一部の締めはHeart of the Sunriseと何が不足してたんだろ?みたいな充実感。アリーナ前方ど真ん中ってのも良かったなぁ。
あいかわらずAlan Whiteが全快ならずクレジットとは逆に実質ゲスト、前回同様サポートのJay Schellenがメインドラムで何やらSteve Howe Bandっぽくもあったけど。
実はHoweよりも古参だったオリジナルメンバーのTony Kaye参加も事前の売りの一つではありましたが、演奏に加わった曲ではオルガンサウンド(Roland VK-1)に専念したためか非常に生き生きしててこれも楽しい趣向でした。なんせ日本公演では過去最も輝いたのではないでしょうか。

Big Generatorツアーは知らないけれどUnionツアーでも一人だけソロコーナーもなく、挙句Talkツアーではキーボードプレイヤーとしての見せ場もTrevor Rabinに奪われて生ける屍状態だったもんで評価低かったんですがねえ。
3rd再現セットだから、第二部は出ずっぱりなのかと思ったら、順番が違うだけで結局3公演とも担当曲は同じだったようで。この辺は契約社会ですから事前に決めた通りなんでしょうかねえ。

December 18, 2018

King Crimson in Japan 2018

年の瀬。
控えめに言って最高だったKing Crimsonだったわけですが、ほぼ3年ぶりの来日にて処も同じオーチャードホール。
基本スーツに身を包んだ英国紳士連(アメリカ人もいるけど)の出で立ちも変わらず、長く続いてる現ラインナップだが、正確にはJeremy StaceyがDrに座って、Bill Rieflinがキーボード専任になった8人編成。キーボード専任メンバーが存在するのは長い歴史の中でも現行ラインナップになってからではないかい。
相変わらずの日替わりセットで前回ツアーでは外されていた80年代曲もいつもまにやらレパートリーに加わって、まさに今は全方位的なKing Crimsonなんであります。

それにしてもジャパンツアーは北は北海道から南は九州まで1ヶ月近くも続くんだぜ!まるでEric Claptonか!みたいな。

追加公演の前半も1回ぐらい…と思いつつまあまあお高いもんで、結局行かずにようやく参加となった17日だが、初手からDisciplineですでに満足。ついでCirkusやらLizardやらで、これでお終いでも納得してしまうほどのセットリストにさらに満足。Fripp翁のロングサスティーンギターも絶好調だ。さらにOne More Red NightmareにRedと2015年は確か聴けなんだ曲が来て、前回の補足ですか?状態。後でFallen AngelとStarlessもあったので実質アルバムRedがコンプリートな日だったような。

本当にねえ冥土の土産に全レパートリーをライブで再現するつもりなのかね翁は。いや最高なんですが。やってる事は懐メロバンドと言えなくも無いが、生で聴いたらあーた曲の生命力がやはり物を言いますよね。うん。ひいきの引き倒しを承知でこれは懐メロなのではなく、正しくクラシックなのだと言いたい。
ちょっと前半ベースが聞き取りにくかったが、休憩挟んだ後半はそれも解消されてサウンド面でも鉄壁のアンサンブル。

前回から思ったが今やすっかり古参となってかつてのBrufordポジションとなったMastelottoだが、実際随分と風格とインテリジェンスも身にまといドラミングも進化して、トリオドラムは視覚的にも面白く、キーボードも駆使されるはMel Collinsが管楽器担当するはでBruford好きな小生ではあるもののダブルトリオ時代を完全に凌駕したと言っていいのではなかろうか。

唯一Jakko Jakszykのヴォーカルだけが弱いと言えなくも無いが、 Lake,Wetton,あるいはBelewといった面々に比べるといかにも中庸ではある。が現在の全方位型KCにおいてはその中庸性が逆にメリットでもあると言えなくもなかったりして。

未入手だったLive in ViennaとかMexicoを入手に走る程度には熱が上がりましたぞ。

October 27, 2018

Claudio SImonetti’s GOBLIN & Dawn of the Dead

昨年に引き続き(ということは3年連続で)秋の川崎にClaudio SImonetti’s GOBLINがまたも来日。ハロウィーンにかこつけてか、クラブチッタ秋のホラー祭りとでも言いますか。
目玉はなんつっても映画本編を上映しながらのシンクロ生演奏ってことでして初回がサスペリア(参戦できず)、2度目となる昨年がサスペリアPart2、そして今年はゾンビであります。
Dario ArgentoとGeorge A. Romeroが絡んでバージョンがいろいろある本作ですが、今回は本邦初上映となるイタリア語吹き替え版だそうな。
この企画となると例によってGoblinファンのみならず、どこからともなく(笑)映画ファンも湧いて出てくるので会場は満員御礼の大盛況。

 

ゾンビはその昔にWOWOWだったかで1度見た記憶はあるのだが、なんだか意外とのんびりした(牧歌的と言ってもいい)映画だなぁという印象だった。いわゆるGoblinサウンドは全く記憶にないので、本家Romero版だったのではなかろうか。
だもんでArgento監修による音楽Goblinのバージョンは多分初見。冒頭から重厚なメインテーマが流れ、程なく変拍子も強烈なゾンビのテーマが景気良く披露。昨年同様の爆音公演でセリフが聞き取れないほどですが、字幕あるし目当てはむしろサウンドなのでこれでいいのだ。
映画本編は音楽は別でも印象はあんまり変わりませんで、ゾンビがゆっくりした動きだしやっぱりどこかのんびりした作風。妊娠しているはずのヒロインが喫煙者だし酒も飲むなんてのは時代の違いを感じますねえ。あれだけ荒廃した世界でなぜショッピングセンターの通電が正常なのかは突っ込みどころではありますが、そこは作劇優先てことで。

 

ところで17:00ライブ開始、20:30ごろ終了とのアナウンスだったので、若干遅れて始まった映画本編だけで2時間あるわけで、30分休憩後のヒット?ライブショウは1時間ぐらいのはず…だったのだが。予定がそもそも間違っていたのかなんだか実際は結局フルセットライブで終了は21:30も過ぎていたのは嬉しい誤算。
そもそも第二部の売りはオリジナルアルバムRollerの全曲披露だったので、これだけで40分はかかる。他の曲の披露はいかにも時間が無い、のだが皆大好きサスペリアPart2のメドレーを延々やり出したあたりで、まだアンコール前なんですけど…てな具合。

 

前回トリオ編成だったバンドには今回は専任ベーシストが参加しまして(演奏そのものは映像同期の制約か4人編成となってもあんまりバンドの自由度が高まった感じは受けなかったのはあるんですが)見た目にはそのCecilia Nappo嬢(もしくは女史)がステージの真ん中でバンドの華として大活躍。

 

映画シンクロとしては、今回までの3本で大物カルト作は出尽くしたし、今回で打ち止めかもしれないがバンドとしては「マークの幻想の旅」全曲披露とかはありじゃないでしょうか。

April 14, 2018

角川映画 シネマ・コンサート

ここ何ヵ月は見たい(見たかった)ライブ目白押しなのだが、仕事(と金)の都合で取捨選択をせざるをえずとは言えこれだけは行きたい筆頭がこれ。
だいぶ昔に弦付きで大野雄二の棚卸コンサやらんものかと書いたものだが、ニアリーイコールなこの企画、なんとか色々振り切って行ってきましたよ。

曰く「犬神家の一族」「人間の証明」「野生の証明」という初期三作をオーケストラで演奏!という夢の実現でございます。
最近流行りつつあるシネマコンサートの類ではあるが、全編やったらえらいことになりますんで映像は勿論ダイジェスト。まあサントラ者としてはコンサートとしての映像はオマケとしか思っていないので十分。
とは言え実はこの三作とも観た事は無いのでありまして、この辺がサントラ者の歪んでいる所でもあります(笑)。
「犬神家」に一番尺とっていて、ダイジェストとはいえ概ね内容も理解したが他の2本はまとめて第二部なのでダイジェストのダイジェストみたいな。
「人間の証明」にいたっては展開が謎過ぎ(笑)、いやオマケだからいいんだけど。じつは高校大学の同窓生という石坂浩二をゲストに迎えてのトークショーも挟みつつの3時間越えは大野サウンドカタログショーとしては充分。ちなみにここでプロデビューがいつだったみたいな話でちらっと名前がでていたサトウというのはおそらく佐藤允彦の事と思われる(凄い学年だな)。

ただシネマコンサートの弱点も露呈しまして、私がとにかくこの一曲だけ聴ければ満足と言っても過言ではない最高にカッチョええ「人間の証明」のテーマインスト、所謂「我が心の故郷へ」が映画冒頭そのままなもんで痛恨の短縮バージョン。ストリングスで展開する部分無し!みたいな。
世間的にはヴォーカルバージョンのフルのほうが良いかどうか知りませんが、(ゲストヴォーカルも呼んじゃったし)小生的には40年越しの夢の実現が半端な事にとしか言いようがありません。
そのゲストヴォーカルだが、「人間の証明」はダイヤモンドユカイ、「戦士の休息」は松崎しげる。歌い方の解釈は完コピしろみたいな事はまあ言いませんが、ユカイ氏のthe old straw hatのtheを「ザ」と言っちゃう所はいただけません。

とまあ色々やればやったで不満もあるのは毎度の事だが、今は只々第二弾を希望する所。

角川括りだと「黄金の犬」とか漏れちゃうのがなー。これのテーマも大変シャープな出来で良いのだが。なんなら田辺信一の「女王蜂」とかも良いのだが...って話がずれてきてますが。
ちなみにこれまた本編は見たことが無いというサントラファンのアレな感じです。

November 11, 2017

菊池俊輔音楽祭その2

と言うわけで何だかんだ現場に足を運んで来たようなわけですが。
選曲の方はその後リクエストなども取った挙句に追加もあったのは予定だったのかどうか分かりませんが、Drスランプ、ライダー、V3、キャシャーン、グレンダイザー、ホッパ&将軍様と結構なラインナップ。将軍さま以外は基本1コーラスのメロオケ、将軍様のみテーマと立ち回り曲。
菊池俊輔というとやっぱりメロオケなもんで(それだけメロディが強いとも言えるが)、追加があったのは何より。
ここの白眉はやはり将軍様でして、まさか冒頭が馬蹄の音から入るとは良い仕事すぎる。何言ってんだか観た人じゃないとわかりませんでしょうが、パーカッション隊が仕事してたのです。
リクエストにあって漏れた中で大きいのはGメンか。本人もお気に入りの仕事らしいので是非欲しかったがなァ。

これら追加は冒頭にまずどーんとやりまして景気つけた後に予定通りのゲッター、バビル、ドラえもん、ドラゴンボールの組曲を順番にという構成。
ゲッター&バビルが意外に覚えてないもんで少々地味に聴こえたのに対して、実はオケ的に最も映えて面白かったのがドラえもんだったのは収穫だったですねえ。
今回オケに弦が数少なかったので(1stVl,2ndVl,Vla,Vcが各々2名、Cbは無しでEB有り)となるとVlの音量がやっぱり派手な曲だと足りないんですよ。菊池曲にしばしばある弦のあれ(タリラリラリラリってやつね)とかも隠れ気味で。
んで、ドラえもんだと元から小規模な楽曲が多いもんで弦とか木管も良く響いてバランスが良かったのだな。
何げにアクション曲っぽいのもあって、菊池俊輔カタログとしても予想以上に良い選曲でした。
ドラゴンボールになると、全く見てないので個人的には新曲発表会に等しくて、菊池節がそこかしこに感じられるなあとは思えど思い入れではやっぱり敗けるのは仕方ない。
最後に大概付いてくる合唱コーナーは、ライダー、バビル、ゲッターでした。

可能性はあまり高そうな気がしないが、次があるならやはりライダー&Gメンをメインでお願いしたいところ。ほのぼの路線はロボコンとかでどーですか。

ところで今回は客席に渡辺宙明御大は来ていましたが、当の本人は舞台にあがる事もなく気配も無し。裏にはいたかも知れないが…謎の人のままであった。

追記
NHK番組によると現在病気療養中との事。むむ。

October 29, 2017

Profondo Rosso あるいはGOBLIN

川崎はクラブチッタのザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック というライブシリーズですが、昨年行われたサスペリアのライブ上映に続いて今年はサスペリア2やったるでと言うことでしてね。
昨年は行けなかったんですが、今回は行ってきましたよ。
Dario Argento最高傑作とも言われるサスペリア2の初鑑賞が生演奏付きとは贅沢じゃないですか。
実はGOBLINも初ではあるのだが、今回はClaudio SImonetti’s GOBLINと銘打っているようにオリジナルメンバーはSimonettiだけ。GOBLINも御多分にもれず離合集散の歴史がややこしいもんでナニが本家でナニが分家とか凄い現状ですけれどもArgentoとの関係性で言うならSimonettiが相応しい気はするかな。

 

まずはサスペリア2の全編上映から。原題をProfondo Rossoと言うように有名な話ではあるがサスペリアとは何の関係も無い独立した作品であります。なにしろ製作がそもそもサスペリアより前なんだから「2」の訳がない。サスペリアが当たったもんで、ここ日本では「2」として公開してしまえと言うArgentoもビックリの東宝東和商法。
しかしながらいわゆるジャッロ映画の傑作ともいわれる本作品はサスペリア共々カルトな人気を博して今日に至るのであります。
実際観てみれば導入部に超能力者と言うフリはあるもののその後はオカルト要素はほぼ皆無のミステリー劇ではある。ところどころハッタリやらなんやらでなんでそうなる?と言う部分はあるのだが、何しろ映像トリックにつきまして、映像作家としてのArgentoは流石だなあとうなる次第。これは映画でなければ出来ない表現なのです。小説では言うまでもなくマンガでも無理。
とは言え初見で見抜くのはまず不可能とも思うけど。
これ多分De Palmaの「殺しのドレス」にも影響与えてるんではないかな。

 

ところで映像シンクロの生演奏ですが、実に贅沢な体験ではあったけれども、演奏はじまるとそちらのエネルギーが強すぎて映画本編がバンドのPVみたいになってしまい、本来ならあるはずのサスペンスが逆に緩和されるという良いんだか悪いんだか。だいたい犯行シーンに漏れ無くついてきますので。

 

そんなこんなで第一部が終了し30分の休憩を挟んで、ベストヒッツと称した第二部開始。
バンドメンバーはトリオで第一部ではほぼBに選任していたBruno Previtali はGtに持ち替え。音の薄さは感じなかったのでSimonettiの鍵盤かシーケンスでしょうかね。
時節柄を考えてか、John Carpenter のHalloweenのカヴァーもあったりなんかして(ついでにTubular bellsも)。選曲はZombiが無かったのが惜しいが(前回はあったのに)、この辺はもうしょうがないっすね。毎回同じてのもあれだし。

 

October 01, 2017

菊池俊輔音楽祭

菊池俊輔音楽祭を以前やらんもんかと書いたら実現の運びに。
だけども選曲が自分的に微妙なので、もひとつ盛り上がらん感じではある。
「ゲッターロボ」「ドラえもん」「ドラゴンボールZ」「バビル2世」だとか。
カタログが膨大な中、なぜこの4作品?という疑問はある。
世間的には「ドラゴンボール」は大事なコンテンツなのはわかるんですが、小生そこにはまってないのでねえ。「ドラえもん」路線も作曲家の手腕的な意味合いとしてはカタログ的にはありではあるのだが、んじゃサントラ買ってコンサ行くかっつーとそこまで守備範囲は広くはない。
渡辺宙明コンサがなんだかんだ景気良い路線で手堅くセットリストを組んだのに比べるといきなりこれ?というかなあ。
いやまあゲッターはビッグネームとしてもそれ以上の世間的浸透度と思われるGメンも将軍様も無し。ましてや代表作筆頭のライダーシリーズも無して。
しかしこれがウケないと次回はないと思うと悩むところではあるんで結局行くことにしてみたりなんかして。

September 23, 2017

ゴジラ伝説V

前回ライブであればまた別とか書いたりしてんだけど、NY録音による第5弾が登場と同時に発売記念ライブがあるなんつー話を聞きつけてチケ押さえてみれば、場所は調布市せんがわ劇場という場所。
行ってみたらば席が120もないという小さいハコでして、5000円x120としても井上誠&ヒカシュー+ゲスト+スタッフのギャラとかペイできてるんでしょうかなんて心配までしちゃったりなんかして。
そのバンドはヒカシューにSax,Tp,Tbの管を加えてと言う事で「生」成分強め。ゴジラ伝説的に言えばもう少しシンセ寄りで聴きたかったような気もしなくもないが、現在進行形ではこっちなんでしょうね。
Tpは結構辛そうで上の方がしばしば出てませんでしたが、アンコールの怪獣大戦争=宇宙大戦争では当時の勢い優先な雰囲気が逆に出てたかも(笑)。

ところで今回発売翌日ということで、CDは物販で買おうかななんて思ってたら劇場お買い上げの人にはサイン会(井上誠&開田裕治)あるよなんて言われて、人数も少ないし素直にサインいただいてきましたよ。井上さンとはちょっと会話もありで。

とりあえず今回ライブ来た人限定のレアナンバーといえばキノコホテルのマリアンヌ東雲嬢をゲストヴォーカルにむかえての伝説のアングラソング「かえせ!太陽を」ですね。
なんでもバンドの方でカヴァーしてるそうで(iTunes Storeにありましたよ)その所縁での披露かと。
なにしろゴジラ伝説には未収録でありますんで、これは素直に良かったです。

チラシによるとVレコーディングメンバーでのライブも予定されてるらしいですよ。

より以前の記事一覧